★ヴァレンティーノ・ロッシ 2015年に続き、2016年もモンツァラリーで優勝
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モンツァラリーに参加していたヴァレンティーノ・ロッシ選手ですが、今年もまたWRCライダーのダニエル・ソルドなど有力ドライバーを下して優勝を手にしました。これでモンツァラリーの優勝回数は5回目となります。なお、今回はウッチョ氏と、スズキのブリビオ氏もレースに参戦していたようです。
MotoGPスターのヴァレンティーノ・ロッシは、2016年を5回目のモンツァラリー優勝で締めくくった。第37回目のモンツァラリーは、例年どおりライダーとドライバーが参加した。
フォードフィエスタをコ・ドライバーのカルロ・カッシーナと共に操縦したロッシは、WRCのスタードライバーであるダニエル・ソルド(ヒュンダイ)を、10ステージ、1時間半のレースの後に18.4秒差という大差で破った。耐久レーサーのマルコ・ボナノミ(シトロエン)は、ソルドから0.5秒遅れの3位となった。
ロッシはMotoGPでは首位のマルケスに離されてシーズンを終えたが、モンスターエナジー・マスターズショーでの優勝と合わせて、2016年の最後に2勝を上げた。スズキのチームマネージャーのダヴィデ・ブリビオは5位、ロッシの友人のアレッシオ・サルッチは9位だった。
ヴァレンティーノ・ロッシ
「過去数年モンスターエナジーとともに、このイベントを素晴らしいものにしてきました。今年は素晴らしい天候で、多くのお客さんが来てくれました。シーズンを勝利で終えるのは良い気分です。ラリーとマスターショーで優勝出来たのは本当に最高です。多くのお客さんがいるグランドスタンドの前で、素晴らしい雰囲気の中モンツァで優勝出来るのは最高です。」
「シーズン全体を通じてレースに集中していましたので。11月の終わりのバレンシアの後は、チームに合って自分のラリーカーを運転するのが待ちきれませんでした。もちろん常に競争力を発揮したいと思っています。ライダーもしくはドライバーとして、モンツァで車を走らせる時は表彰台争いがしたいですしね。今年はウッチョとブリビオもいました。今年ずっとこのイベントで誰が勝つかって話をしてたんです。MotoGPで経験しているような大きなプレッシャーなしにレースを楽しめるのは素晴らしいですよね。本当に嬉しいですし誇りに思います。ファンとチーム、皆に感謝したいと思います。今年に別れを告げるには最高の形ですね。」
ロッシはモンツァラリーで2006年、2007年、2012年、2015年と優勝している。ロッシは冬期テストの禁止が解禁となる1月末のセパンで、MotoGPマシンに再び乗ることとなる。