★ロレンソ「DucatiはF1で言ったらフェラーリのような存在」
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ロレンソ選手が11月30日にスペインのアンドラにオープンしたワールド・チャンピオンシップ・ミュージアムに関するインタビューがありましたのでご紹介させていただきます。 シーズンは終わったばかりだが、ロレンソは休暇に入る前にアンドラにワールド・チャンピオンシップ・ミュージアムをオープンさせた。ここには100点以上のチャンピオンシップに関するコレクションが収蔵されている。ここには彼のM1も収まっており、将来的には彼が乗るGP17も収まるかもしれない。
Q
「過去4年に渡り様々なレーサーに関するコレクションを集めてきました。この中であなたにとって特別な価値をもつものはあるんでしょうか?」
ホルへ・ロレンソ
「セナのヘルメットは疑いようもなく特別なものです。彼はユニークなチャンピオンでしたからね。もちろん自分のヤマハYZR-M1もそうです。このバイクは自分が3度世界タイトルを獲得したものですから。」
Q
「先週はアブダビでF1の最終戦を観戦しました。MotoGPと比較すると、誰がロスベルグ、ハミルトン、フェルスタッペン、ベッテルなんでしょう?」
ホルへ・ロレンソ
「これは難しいですね。ハミルトンはマルケスかもしれません。速くて爆発的ですから。若さを考えるとビニャーレスとフェルスタッペンを比べる事が出来るかもしれませんね。自分はアロンソに近いかなと思います。冷静で断固とした性格ですから。ミスもしませんし。ヴァレンティーノは別格で、例えるならシューマッハですかね。」
Q
「F1のテストも行いましたが、MotoGPバイクに初めて乗った時のような感動がありましたか?」
ホルへ・ロレンソ
「素晴らしい1日でした。自分のキャリアの中でF1とMotoGPに乗れるなんて素晴らしいですね。メルセデスは本当に素晴らしいものでした。特に流れるようなトラックで最高でしたね。」
Q
「Ducatiとヤマハで初めて乗って驚いたのはどちらですか?」
ホルへ・ロレンソ
「正確には比べられません。異なるバイクですからね。Ducatiはイタリアのバイクですし、世界中にファンがいる特別なブランドです。F1の中のフェラーリのようなね。ユニークですよ。」
Q
「GP16に乗って一番最初に感じたことは?」
ホルへ・ロレンソ
「あまり詳しくは話せないんですが、ヘルメットの下では大きな笑顔だったということですね。」
Q
「Ducatiは世界タイトルを取れると思いますか?」
ホルへ・ロレンソ
「このチャレンジは勝利するために挑んでいますし、達成のために出来る事は全てやろうと思っています。バイクは大きき変わります。これはネガティブにもポジティブにもなります。将来に何が起こるかですね。」
Q
「バレンシアテストでは、ビニャーレスが皆を驚かせました。ヴァレンティーノにとってはあなたとガレージを共有していた時よりも複雑な状況になると思いますか?」
ホルへ・ロレンソ
「彼らがどんな人間関係を持つかわかりませんし、マーヴェリックを負かすのがどの程度大変なのかもわかりません。2017年はロッシは確実に1歳年をとるわけです。自分がヤマハに来た時は、彼はこのゲームのトップライダーでした。彼は競争力がありますから、マーヴェリックが彼よりも前に居続けるというのは簡単ではないでしょう。」
Q
「マルケスは来年も好敵手であると思います。ビニャーレスがタイトル争いに加わると思いますか?またロッシはどうでしょう?」
ホルへ・ロレンソ
「マルケスはチャンピオンになるべき要素を持っていますから、タイトル争いをするでしょう。ビニャーレスはスズキで勝てることを証明し、今はヤマハのライダーとなりました。ただ一周のタイムが速い事とレースで速いということは別物です。ヴァレンティーノも強いでしょうし、自分達もDucatiで戦力を発揮しますよ。」
Q
「最近ポルシェの写真とフェラーリの写真を投稿していましたが、どちらのほうがより好みですか?」
ホルへ・ロレンソ
「コレクションするのが好きなんですよね。フェラーリ以外にもランボルギーニも持っています。普段使いはBMWやアウディです。」
Q
「あなたにとっての4輪レーサーのヒーローとは?」
ホルへ・ロレンソ
「セナとシューマッハです。ただハッキネンも好きです。バイクでは常にビアッジのファンです。子供の頃からなんです。ドゥーハンも好きですね。」
Q
「あなたが覚えている中で、最高のF1とMotoGPのレースは?」
ホルへ・ロレンソ
「ヘレスですね。ヴィルヌーブとシューマッハの接触が合った時のレースです。バイクでは沢山ありますから、難しいですね。」