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★MotoGP2017ヘレステスト レディング「今日のテストタイムには驚いた」

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ヘレステストでは他のDucatiサテライトライダー達に一歩及ばなかったレディング選手。しかし、Ducatiサテライトライダー達が来シーズン使用するバイクはGP15、GP16、GP17と様々で、テストの段階ではウイングレットの有無もありますので単純比較は出来ないでしょう。 f:id:teletele916:20161126111945p:plain (Photo courtesy of michelin)

スコット・レディングは長いシーズンの中で全力を尽くしたと感じている。レディングは来年PramacチームでGP16を操縦するが、チーム間の獲得ポイントでレディングを上回ったダニロ・ペトルッチは来年GP17を操縦する。レディングは同じくDucatiのライダーであるカレル・アブラハム、ロリス・バズ、エクトル・バルベラ、アルバロ・バウティスタに匹敵するタイムを出すことに苦戦した後に、フラストレーションを口にした。

スコット・レディング

「今日は壁にぶつかったような感じでラップタイムを向上する事が出来ませんでした。終わりにかけてマッピングに関して見つけた内容があったんですが、それにかなり助けられました。ただ単純に体力的にもの凄く疲れてしまったんです。来年のテスト開始ではフレッシュな形でスタート出来ると思います。今日のラップタイムにはかなり驚きました。アルヴァロは38秒9でしたけど、かなり速いタイムですよね。トラックのコンディションなのか、冬期になって感触が良いのかわかりませんけど、昨年型のバイクが皆速いんですよね。」


「正直なところあまり上手いこと行っていません。ウイングレットがない状態ですから、正確な比較は出来ません。昨シーズンに比べるとストレートでかなりタイムを失ってます。ただ、他の連中のタイムには驚かされました。アブラハムも復帰したばかりで良いタイムだし、バズ、バルベラ、バウティスタも皆速いですね。これがこのトラックのこの時期のせいなのかどうかわかりませんが。昨シーズンを振り返ると自分は全員を負かしていた状態でしたけど、今や皆自分よりも1秒近く速いんですからね。」


しかしレディングはパニックには陥っていないと語り、2017年のテスト開始までは、まだ時間があると言う。


「この内容に関して心配するには時期尚早だと思います。新しいバイクで戦闘力が出てくるには、ある程度かかると思います。ダニロは新しいバイクだし、ウイングが付いている状態です。昨年型のバイクが1秒近く速いんですから、彼のほうが自分よりも心配してるんじゃないですかね。来年のテストを始める時にどうなるかをまた良く見る必要がある必要があります。バイクに対して悪い感触はないんですが、ラップタイムは良くないですね。これがウイングレットが無いからなのかどうなのかはわかりません。データを見て見る必要がありますけど、コーナリングスピードが少し足りないような気はしますね。」


「3日間テストする選択もあったんですが、2日で切り上げることにしました。5日間しかテストは出来ませんから無駄にしたくなかったんです。一旦落ち着いてソファーの上で寝て、いくつかの事を初めてみたいんです。非常に疲れが溜まっていて、シーズンの終わりにかけてかなりプレッシャーがあったんです。レースウィークの後にテスト、そしてまたテストということで疲れているんですよ。とにかく一旦家に帰りたいんですよ。長いシーズンでしたけど、もう終わったわけですから家に帰って休みたいですね。」


レディングは木曜に1:39.985を記録して12番手タイム。MotoGPの中で最速であったアルヴァロ・バウティスタは1秒以上速かった。

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