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★MotoGP2017 レディング「昨年よりも良い調子にある」

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Pramacチーム内のGP17をかけたバトルに敗れたレディング選手は来年GP16で走る事になります。そもそもウイングレット装着を前提として開発されたバイクだけに、ウイングレットが無くなると色々とライディングに支障が出てくるようです。ウイングレット無しのカウルデザインは多少変更になるとしても、Ducati自体がGP17の開発に忙しいだけに、既に型遅れのGP16の性能改善にどこまで尽くしてくれるかというのは疑問が残ります。

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(Photo courtesy of michelin)

スコット・レディングは1年前よりも良い調子であると言い、バレンシアをポジティブな気分で後にした。レディングはGP16を火曜日に始めてテストし、最終的に13番手タイムを記録した。2016年のクルーチーフであるジャコモ・グイドッティはレプソルホンダへと移籍し、クリスチャン・ププリンがクルーチーフとなった。レディングは同じチームで2年を過ごした事がプラスになると考えている。

スコット・レディング

「既に昨年よりも良いセットアップだと感じます。新しいクルーチーフの働き方も良いですね。テストの最終日である今日はともに色々と話し込みました。バイクについて向上出来る部分、自分が向上出来る部分。彼が向上出来る部分、来年にどう対応していくか、どのように計画を立てるかなどです。この冬に自分自身もやることが沢山ありますし、正直なところ自信があります。同じ方向に向けて作業をするという事だけですね。パニックにはなっていません、必要な内容に関して作業をしているだけです。2年目というのは良いもので、何が起きるかわかっていますし昨年のバイクからのデータもあります。来年スタートするにあたって良い位置にいると思います。」


「GP16は悪くないですね。ユーズドタイヤで作業をしていましたが良い感触です。古いタイヤでタイムが出せましたから嬉しいです。タイムはそこま出ていないんですが、タイヤのアロケーションに苦戦していたんです。自分が気に入ったタイヤが十分になくて、ラップタイムを向上させるには最適なコンビネーションのタイヤじゃなかったんですよ。タイヤライフに関して試したいことがあって、ラップタイムは悪くありませんでした。1:30.7くらいで走る事が出来ると思ったんですけどね。その他のテストは極めて良かったと思います。長い週末の後では疲れたとは言いませんが、リズムがちょっとね。テストを始める前にどこかに行って短い休養をとったほうがモチベーションも上がるんですけど。新しいバイクに自分スタイルを合わせるのは非常に難しいです。最終的には自分たちが行った変更内容に関しては満足していますし、新しいサーキットでどうなるか楽しみです。」


「他の連中と同じリーンアングルで走っていても離れていくんですよ。ボトムのウイングレットを付けて試してみたら、最初の2つのセクターでファクトリーの連中よりも速く走れました。ただターン11と最終コーナーでは0.1秒ほど遅くなってしまいました。このバイクはウイングレット無しで走るようにはデザインされていないという点が難しいですね。ヘレスではウイリーなどはそこまでしないですから、そこで少し状態を改善出来るかもしれません。ウイングレット無しのカウルのデザイン変更によって少しは助けになると思います。この違いは大きいですから、自分はしっかりと集中していないとけません。それによって違いを生み出せるかどうかですね。」


レディングとPramac Ducatiチームは来週にヘレスでのテストを予定している。

www.crash.net