★MotoGP2017 マルケス「ビニャーレスは来年ライバルとなるだろう」
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今回のバレンシアテストではビニャーレス選手のスピードに注目が集まりましたが、マルケス選手はやはりベストラップを出すことに集中していたわけではなく、バイクの理解に時間を使っていたということです。さすがは王者の余裕といったところでしょうか。
(Photo courtesy of michelin)
1年前と比較すると、今年のこの時期のマルケスは2日間のテストを良い気分で終えていた。過去と比較して新しいバイクはマルケスに自信を与えているようだ。マルケスにとって6度目の世界タイトル獲得に唯一の懸念となりそうなのが、新しいライバルとなりそうなマーヴェリック・ビニャーレスだ。マルケスはビニャーレスを最も注意すべきライバルと考えており、2日目のテストはビニャーレスから0.1秒遅れとなる2位タイムであった。
マルク・マルケス
「ポジティブな内容を得ることが出来たテストでした。2016年型と2017年型の比較テストをしましたが、2017年型は良くなっていると思います。ネガティブな点とポジティブな点があってそれぞれについて作業が必要ですけどね。」
Q
「1年前と比較して物事は良い形で進んでいますか?」
マルク・マルケス
「継続的に良くなっていると思いますね。昨年と比較をするとしたら、スタートはだいぶ良いですね。ベースもよいですしね。将来的に何をしなければいけないか、これからわかるでしょう。」
Q
「ビニャーレスが続けて良い結果を出しています。これは予想していました?」
マルク・マルケス
「彼が速いだろうって事は予想していました。来年のチャンピオンシップにおいてはライバルとなるでしょう。」
Q
「今日のテストでは2番手でしたが、何としても1番手タイムを取るという形では無かったんでしょうか?」
マルク・マルケス
「今日は数名のライダーがタイムアタックをしていたようで、新しいミシュランタイヤも試していましたね。今日は最速タイムを出そうとは思っていなくて、バイクを理解すること、そしてロングランをしていました。」
チームメイトから離された位置でテストを終えたダニ・ペドロサはトップからは0.7秒離されており、LCRホンダのカル・クラッチローよりも僅かに良いタイムだった。
ダニ・ペドロサ
「今日は新しいバイクで更に数周走る事が出来て、キャラクターの比較を行いました。今日はタイヤ、サスペンション、エンジンマップに集中して、あまりプッシュしませんでした。体調の事もありますからね。」
Q
「テストを終えての感想は?」
ダニ・ペドロサ
「ポジティブな点、少しだけポジティブな点がありますね。実際のところいくつか作業が必要で、取得したデータを使って新しいバイクを良くするための方法を見つける必要があります。」 www.gpone.com