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★バレンシアテスト2日目 ザルコ「良いタイムを記録出来た」

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クラッチロー選手はヤマハのサテライト機は乗るのが簡単とこぼしていましたが、ザルコ選手はうまくM1に適応出来ているようです。早くもバイクにリラックスして乗れているというあたり、シーズン序盤からトップ10付近での走行が期待出来るかもしれません。しかしロッシ選手に関するコメントは、もろにファン剥き出しですね。

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(Photo courtesy of michelin)

MotoGPのルーキーであるヨハン・ザルコは、モンスターテック3ヤマハでのMotoGPデビューとなったバレンシアテストで、トップタイムから1秒以内という自らのゴールを達成したという。ザルコはMoto2で2連続タイトルを獲得し、1:31.015秒というタイムで水曜日を13位で終えた。これは最速であったモビスターヤマハのマーヴェリック・ビニャーレスから1.040秒遅れのタイム。ザルコは初日はミシュランタイヤの感触を確かめ、2日目に攻めの走りを行った。ザルコは今回のテストに満足していると言う。

ヨハン・ザルコ

「昨日より嬉しいです。バイクをコントロール下に置くことが出来ましたし、最終的に良いラップタイムを記録出来ました。ユーズドタイヤであっても少しのタイムロスで済みましたし、1日中ポジティブでしたね。バイクに加えた変更にも満足しています。ヤマハのバイクを上手く乗りこなせましたし、リラックスして乗る事が出来ました。リラックスしていることは非常に重要ですからね。最終的に多くを理解出来ましたし、来週のテストに向けて役立つ事も理解出来ました。」


「1秒以上トップから離されたくなかったんです。この結果はとてもポジティブだと思います。火曜は本当に新しいことばかりで、特にタイヤですね。ずっとダンロップで走っていましたから、ミシュランのフィーリングは非常に異なりました。常にプッシュしている必要がありましたが、二日目にはタイヤをさらに使う事が出来て、良いライディングの助けとなりました。


二日目にはエレクトロニクスのセッティングに関しても作業が出来たとザルコは語る。


「バイクのバランスに関して作業を行い、サスペンションを少し変更してフィーリングが向上しました。バイクを色々と変更する中で良いフィーリングが得られました。31秒5を記録出来た時、感じ取る事が出来る段階になったので、新たにエレクトロニクスに関して新しい事を試してみようということになりました。トラクションコントロールに関して異なるマッピングを試しました。31秒5を記録した後にユーズドタイヤを使用して10周から12周ほど走り、マップを変更して感じ取る事が出来ました。サスペンションを変更しなくても、マップを変更するだけで、動きが少なくなりコントロールしやすくなるんです。」


「目標は良いペースでライディングを続けることです。ベストラップとあまり差がないようにということですね。バレンシアはMotoGPには短いサーキットですから、分析をする必要があります。違うサーキットでテスト出来たら良いですね。Moto2のシーズンの後ですから、気分を切り替えるという意味でもトラックを変えるのは良いでしょう。新たに参考になるタイムもありますし、トップライダー達に出来るだけ近づきたいですね。今日はロレンソが参考になりました。ロレンソはスムーズなスタイルを持っていて、Moto2から上がってきた自分にとってはスムーズなライディングを学ぶ必要があるんです。」


「ヴァレンティーノは一度だけトラック上で見かけました。自分はプッシュしている最中で、その後スローダウンしてヴァレンティーノが追いついてくるかなと考えていました。ただ彼はだいぶ離れたところにいたようです。ただ、彼の後を追って走りたいという夢は、変わらずに持っています。ただ今回は実現しませんでした。自分達が使用しているのはテック3が使っていたバイクです。先週の日曜のタイムを参考に出来ますが、今日はビニャーレスの初日のウイングレット付きの車両のタイムを参考にしています。こちらのほうが参考になると言えます」

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