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★MotoGP2016バレンシアGP ビニャーレス「ライダーとして大きく成長した」

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スズキでの最後のレースを5位で終えたビニャーレス選手。この2年でのバイク、そして自分の成長を実感したと言います。ヤマハに行っても素晴らしい走りを期待しましょう。 f:id:teletele916:20161114081313p:plain

(Photo courtesy of michelin)

マーヴェリック・ビニャーレスは2016年を素晴らしいシーズンと語り、MotoGPチャンピオンシップのスタンディングで4位を獲得し、ポイント数はルーキーシーズンよりも105ポイント多かった。2年間でライダーとして大きく成長したと感じているようだ。バレンシアでは表彰台を逃したが、2015年シーズンにトップ10を逃していたようなレースもあった。ビニャーレスは自らの大きな進化、そしてスズキのオフシーズンでの大きな進化を感じたという。

マーヴェリック・ビニャーレス

「本当に良い仕事をしました。表彰台を狙っていたんですが、強力なライダー達とのバトルでしたので良い走りだったと思います。多くのレースでフロントで走る事が出来ました。チャンピオンシップは非常に良い形だったと思います。202ポイントというのはかなり立派な数字だと思います。スズキは本当に素晴らしい仕事をしたと思います。全体的にライダーとして大きく成長したと思います。一年目は本当に難しかったですね。とてもタフでハードでした。11位、12位を獲得している中で、これは自分の獲得すべき順位ではないと思っていました。今年は、レベルが上がったということを見せつける事が出来たと思います。ライダーとして成長し、バイクだけでなくボックスの中でも懸命に働きました。本当に素晴らしいシーズンだったと思います。チャンピオンシップ4位というのは素晴らしいことだと思います。」


「今日はロレンソから10秒遅れでしたから、スズキを去るというのは間違った選択だとは思いません。ただ自分の決断には満足しているんです。この決断をした時は自分を疑いませんでした。スズキもおなじレベルに到達出来ると思いますよ。」


ビニャーレスは練習走行とウォームアップで強さを発揮した。ペースが良かったことで、彼が表彰台の可能性を考えていたようだ。ビニャーレスはイアンノーネ、ロッシと3位争いを、残り4周まで展開したが、リアタイヤのグリップ低下により急激にペースを落とした。


「厳しいレースでした。レースではもっと上手くやれると思っていました。最後に1:31秒台をキープするのは難しかったですね。ただバイクを走らせてポイントを獲得してレースを終える事を考えていました。 本当に限界でした。2度か3度転倒しそうになって、今日は表彰台は無理だと自分に言い聞かせたんです。フロントでレースが出来ましたし、ベストを尽くしました。これ以上言うことはありません。完走出来て本当に嬉しく思っています。最後まで戦闘力を発揮出来たので嬉しいですね。ソフトタイヤでは15周以上走った事がありませんでしたからね。その後はグリップが落ちて、22周以降は急激にグリップが落ちました。」

「攻めて攻めて、2度3度とミスをして転倒するところでした。0ポイントで終わるよりは、ボックスに5位を持ち帰ろうと思ったんです。 正直レースはとても難しかったですね。序盤は戦闘力を感じてタイヤをキープしながら走っていたんですが、ある瞬間からタイヤが急激にグリップを失って、他のライダーに追いつかれてしまいました。とにかくチームには感謝を延べたいと思います。彼らは今シーズン本当に素晴らしい仕事をしてくれました。彼らを誇りに思います。チームを去る時というのは本当に妙な気分ですよね。」

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