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★MotoGP2016ミシュラン バレンシアGPプレビュー

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今シーズン最終戦のバレンシアGPに関するミシュランタイヤのプレビューをお届けします。このサーキットは左周りで左のコーナーが多いためにアシンメトリックタイヤでのレースとなりますが、シーズン最後のレースはスカッと晴れて終わりたいところですね。ミシュランとしてはレースの後に行われる2017年シーズンの最初のテストの準備も大変でしょうね。

また、今週からミシュランタイヤに聞いてみたい!「気になるバイクニュース。」アンケートという企画を開催中です。こちらも是非! f:id:teletele916:20161111074227p:plain ミシュランは今年スペインで4度目、そして今シーズンの最終戦となるMotoGP世界選手権第18戦の舞台であるバレンシアに向かいます。伝統的なシーズン終了のイベントは、バレンシア・リカルド・トルモサーキットで開催されます。このサーキットはバレンシアの郊外にあるチェスト村にほど近い場所に位置し、カレンダーの中で唯一のスタジアムサーキットであるため、グランドスタンドがサーキットを取り囲んでおり、ファンはトラック上のアクションのほとんどをスタンドから眺める事が出来ます。

f:id:teletele916:20161111074250j:plain これは4,005Mの全長を持つこのサーキットの特徴となっています。反時計周りのデザインのサーキットには14のコーナーが存在し、うち9つは左コーナーで、5つが右コーナー。ストレートは僅かに650mしかなく、このストレートには非常に高速な左コーナーの後にアプローチすることになります。左コーナーが多いことから、ミシュランはアシンメトリックデザインのミシュランパワースリックタイヤを持ち込みます。このタイヤは前後ともにタイヤの左サイドがハードコンパウンドとなっているタイプとなります。フロントにはミディアム(無印)、ハード(イエローライン)のラインナップ。リアにはソフト(ホワイトライン)、ミディアム(無印)のラインナップとなります。これはこのサーキットでの11月の寒い朝の気温、そして通常は決勝レースの午後に暖かくなるコンディションに、ライダーが最適な選択が出来るようにするためのものです、また今回のレースにもミシュランパワーレインをエクストラソフト(ライトブルーのライン)、ソフト(ブルーのライン)、ミディアム(無印)のラインナップで用意し、パワーインターをミックスコンディションのために用意します。

f:id:teletele916:20161111074323j:plain 今シーズンの最終戦は金曜日に2つの練習走行で開始します。土曜日にはさらなる練習走行と、日曜日の30周のレースのグリッドを決定する予選が行われます。決勝レースが開始される14時には多くの観客が予想され、興奮したファンはMotoGP、Moto2、Moto3クラスのチャンピオンを祝福するためにレース終了後に打ち上げられる花火を楽しむことが出来ます。

ピエロ・タラマッソ

「バレンシアは2016年の最後のレースとなりますが、2017年シーズのスタートをも意味します。というのもレースが終了した次の週に重要なテストがありますからね。今年は多くのチャレンジとともに、面白いシーズンとなりました。多くは天候によるものでしたので、今週末はそうならないことを祈っています。バレンシアで昨年行われたテストで多くを学ぶ事ができましたし、昨年のこの時期に使用していたタイヤとは全く異なるタイヤでレースを迎えることになります。サーキットは朝には寒くなる可能性があり、グリップが高くありません。ですからそうしたコンディションにも対応出来るようなタイヤを持ち込みました。タイヤエッジを使用するコーナーが多く、高速の最終コーナーを含む左コーナーが多いことから、タイヤの冷却のチャンスが少ないために、我々はタイヤの左肩部分が固いアシンメトリックタイヤを前後に持ち込んでいます。」


参照元:ミシュランタイヤ

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