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★MotoGP 2017年にインターミディエイトタイヤは無くなる?

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ミシュランが今シーズンに導入したインターミディエイトタイヤですが、来年はもしかするとなくなるかもしれないという話が出ています。レースではあまり使用されないとは言え、レースまでのセッションでフィーリングを掴むのには便利という選手もおり、来シーズンどうなるのか注目です。 f:id:teletele916:20161102065842j:plain (Photo courtesy of Michelin)

インターミディエイトタイヤは僅か1年で消えるかもしれない。ミシュランは2016年にMotoGPのタイヤサプライヤーとなり、スリックタイヤ、ウェットタイヤの他に、インターミディエイトタイヤをラインナップしてきた。


しかしながら、インターミディエイトはほとんど使用されず、レースで使用されたのはミックスコンディションの中で行われたドイツGPのみだ。さらに優勝したマルケスはインターミディエイトを使用せず、ザクセンリンクのトラックが乾いた後は、スリックタイヤに交換している。


ミシュランは先週金曜日のセパンで、定例のセーフティーコミッションミーティングにおいて、2017年に関する幅広い内容の話の中でライダー達とインターミディエイトタイヤの将来について話し合った。 アンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソは、練習走行と予選でしか使用しないにせよ、インターミディエイトタイヤの意味はあると考えている。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「インターミディエイトは安全性を考えると良いと思います。フィリップアイランドではタイヤの消耗が非常に激しいですからミシュランはハードなタイヤを持ち込みましたが、気温が非常に低いような状況では良いですね。ミックスコンディションにおいてはより安全でしょう。自分の意見としてはこのタイヤは残して、もしかしたらレースでは使わないという事で良いんじゃないでしょうか。」


ロレンソは彼の2017年のチームメイトの意見に賛成だ。彼は先月のフィリップアイランドの予選でインターミディエイトを試した後に、スリックタイヤを履いている。

ホルヘ・ロレンソ

「自分はインターミディエイトタイヤのほうが感触が良いですね。冷たいコンディションでウォーターパッチがある状態では、スリックタイヤを温めるのは難しいですからね。 もちろんこうした状況での安全性という意味では、ミックスタイヤのほうが良いですね。既に決定されたのかどうかわかりませんが、自分はミックスタイヤがあったほうが良いです。」


ヤマハのヴァレンティーノ・ロッシはインターミディエイトがなくなっても支障はないと話している。というのも、ロッシはミシュランのウェットタイヤはブリヂストンのそれよりも優れていると感じているからだ。

ヴァレンティーノ・ロッシ

「特に大きくは変わりません。インターミディエイトが使えるレンジというのはかなり狭いんですよ。それに自分の考えでは、ミシュランのレインタイヤはミックスコンディションの中では、ブリヂストンに比べて危険度が低いですね。ですからインターミディエイトタイヤが無くても大丈夫だと思いますよ。」

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