★マレーシアGP クラッチロー「ドヴィはクルージングしているみたいだった。」
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雨でも強さを発揮しているクラッチロー選手ですが、マレーシアでは転倒リタイアとなってしまいました。一度は自らも操縦したデスモセディチがここまで速くなっているというのは、複雑な心境かもしれません。 マレーシアのMotoGPクラスで優勝したドヴィツィオーゾは、彼の優勝は見た目よりも困難なものであったと語るが、カル・クラッチローはドヴィツィオーゾのアドバンテージは明らかだったと語る。
クラッチローはウェットレースの前半のほとんどをドヴィツィオーゾを追う形で走り、19周のレースの12周目に転倒した。マルク・マルケスとアンドレア・イアンノーネも同様に転倒をしており、ドヴィツィオーゾはレースリーダーのヴァレンティーノ・ロッシをオーバーテイクし、3.115秒の差で勝利をしている。
カル・クラッチロー
「ドヴィは素晴らしいライディングをし、今シーズンの新たな優勝ライダーとなりました。彼が勝つと思ってましたよ。彼はまるでクルージングしているようでしたからね。」
「正直、彼はコーナーではまったくリスクを冒していないように思えました。バイクの向き替えに関して何のリスクも無いようでしたね。そして彼の直線のスピードはとんでもないものでした。Ducatiは優れた電制システムがあるようですね。バイクも速いし、こうしたコンディションでうまく機能しているようですね。」
クラッチローはブルノとフィリップアイランドの勝者で、ドヴィツィオーゾとは2014年にチームメイトであった。なお、ドヴィツィオーゾはMotoGPクラスで2009年以降初めての優勝となった。