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★MotoGP2016オーストラリアGP 決勝プレスカンファレンス翻訳

MotoGP2016 オーストラリアGP プレスカンファレンス

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遅くなりましたが、先週のオーストラリアGPの決勝プレスカンファレンス翻訳をお届けします。クラッチロー選手へマレーシアの新しい路面でテストしていることに関するアドバンテージは?などの質問のほか、ビニャーレス選手にスズキのテクニカルアドバンテージがなくなることについて、ロッシ選手へチャンピオンシップ2位争いに関する質問などがありました。 f:id:teletele916:20161027043713p:plain

ニック・ハリス

「第16戦ミシュラングランプリ オーストラリアGPのプレスカンファレンスです。優勝はLCRホンダのカル・クラッチロー。素晴らしい走りで今季2勝目でした。」

カル・クラッチロー

f:id:teletele916:20161027043735p:plain 「あ、もう話すの?ドラムロールみたいなもんだと思ってました(笑)本当に嬉しいですね。今回の天候というシチュエーションの中で良い仕事が出来ました。非常に危険な状況の中での週末というのもありますからね。バイクにしっかりと乗らないでいる時間が長かったですけど、レースでのペースは良かったですね。20数周ですが過去に走った時よりも良いタイムで、今回はドライで走る時間が短かった事を考えると奇妙ですよね。今朝のみが本当にしっかりと乾いたセッションとなりましたよね。アドバンテージを取る必要がある時にアドバンテージを築く事が出来ました。まずは今週素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝をしたいですし、素晴らしいサポートをしてくれたホンダにも感謝をしたいと思います。ホンダとは本当に密接に働いているんです。これからはマレーシアに目を向ける必要があります。今日は奥さんと娘がいなかったのが残念ですが、彼らは今マレーシア行きの飛行機に乗っています。あと数時間で飛行機から降りた時に彼女達は、自分が勝ったというニュースを聞くでしょう。明日の朝に彼女達に会うんですよ。」

ニック・ハリス

「ハードのフロントタイヤを使用してマルケスもターン4で転倒しましたが、あなたもここは気をつけないとと思いましたか?」

カル・クラッチロー

「マルクがターン6で転倒したのであれば気にしなかったと思いますが、自分は2年前にヴァレまで4秒、後続まで10秒のリードの最終ラップで転倒しました。マルクは9周とかそのあたりで転倒しましたから、「うわ。。こりゃ最悪だ」と思ってました。正直あまりブレーキはハードにかけていなくて、ブレーキングでタイムを稼ぐような走りではなくて、かなり優しくかけていました。スタートした後はフロントタイヤを適温に保つためにプッシュしていたんですが、マルケスが転倒した後は優しめにしていました。リズムに乗っていたので、そのままのリズムで走ったんです。ピットボードの表示で+1.2Valeと出ていて、その前の周でピットボードを見てなかったもんで、「15位スタートでもう捕まるのかよ。頼むよまったく。。」と思っていたんです。その後に差が少し広がって、気分良く走る事が出来ました。ただこういう時はまた困ったもんで、気分は良いからプッシュしたほうが良いのか、プッシュしなければフロントタイヤが冷えて転倒するかもということも考えます。今回ミシュランは良い仕事をしたと思います。ハードタイヤで走るという選択は自分のものですし、自分とマーヴェリックはこうやってレースを終えたわけですから。乗り方にもよると思いますね。」

ニック・ハリス

「同じシーズンに2度目の優勝というのは特別なものではないでしょうか?」

カル・クラッチロー

「疑いようもなく自分キャリアにおいて良い瞬間だと言えるでしょう。ここ3戦、4戦前に結果を残してから良くなってきていると思います。今年は数回優勝するというのを目標にしているんです。ブルノでは良い仕事をしたいと言って表彰台、シルバーストーンでも表彰台と言ってましたし、ここでは勝利することを目標にしていました。ですから以上に良い調子です。フィリップアイランドに向かう時に部屋で誰かとフィリップアイランドでは勝つという話をしていたんですよ。ウェットとドライの両方で勝利するというのは良いもんですね。雨で勝利したら、皆が雨でしか勝てないと思いますから。

ニック・ハリス

「カルありがとう。マレーシアでは奥さんと娘さんに会えますね。それではヴァレンティーノ。15位スタートでしたが、ウォームアップで何か見つけたんでしょうね。しかし上に来るまでの道のりは長かったでしょう。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

f:id:teletele916:20161027044102p:plain 「今日はでも朝起きて窓を開けた段階でハッピーだったんです。それにウォームアップではとてもポジティブなパワーを得ることが出来て、リラックスすることが出来ました。良いペースでしたし、良いレースが出来て表彰台も獲得出来ると思っていましたし、それが目標でした。集中をして、序盤に茂木のようにミスをしないようにしていました。レースは長いですからね。最初の10周はとても良い感じでとても楽しめました。カルに追いついたんですけど、カルを抜くことも目標だったんです。今朝は自分のほうが少しだけペースが良かったですから。マルケスが転倒した時は、今日は優勝出来ると思ったんです。頑張ったんですが、今日はカルが強すぎました。彼はフィリップアイランドではいつも速いですからね。レース後半は難しかったです。今日の結果は茂木のミス、昨日という日を忘れるために必要でした。昨日はシーズンの中で最もフラストレーションが溜まる日でしたからね。自分にもチームにもヤマハにとっても良いレースでした。」

ニック・ハリス

「チャンピオンシップ2位争いにおいてホルヘ・ロレンソに差を付けましたね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「確かにそうですけど、自分がやりたいと思っているのは良いレースをするということなんです。そして表彰台を争うということです。セパンはシーズンの中でもかなりタフなレースになりますから、よく寝て、よく水分補給をして準備をしなければなりません。ただ自分達のバイクは通常戦闘力が高いですから。新しい路面でどうかというところでしょう。ただターゲットは表彰台に登ることです。」

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノありがとう。それではマーヴェリック。ヴァレンティーノと同じく後方からの追い上げとなりましたが、前にチームメイトのアレイシがいる状態ではとても難しかったでしょうね。」

マーヴェリック・ビニャーレス

f:id:teletele916:20161027044130p:plain 「ええ。凄いバトルでした。1周目はフロントにあまり自信がなかったんです。ドライでは週末を通じてほとんど走っていませんでしたからね。タイヤを信頼するのが難しかったんです。ただ一度信頼感が出てくると速く乗れるようになり、自分のペースで走行出来ました。そこからどんどんオーバーテイクをしていき、1周で2人くらい抜いていたと思います。表彰台が見えてきた段階でさらにプッシュしようと思って、後半になってアレイシとドヴィを捉えました。自分の戦略として後半にプッシュをしようと思っていたんです。ただドヴィとアレイシと戦っている中でヴァレが逃げていってしまいました。今週は最悪の状態で、ピットレーンでの転倒もありましたから、本当にこの結果は嬉しいです。16ポイントを獲得したのは素晴らしいですし、ホルヘよりも前にゴール出来たのも嬉しいですね。」

ニック・ハリス

「ハードオプションのフロントタイヤで序盤は少しナーバスだったと語っていました。

マーヴェリック・ビニャーレス

「ナーバスというかドライで試していなかったですから。自分も速く走るには自信を得る必要があるライダーなんですよ。2周目以降はタイヤのフィーリングが良いことがわかったので、そこからオーバーテイクをかけて後半に強い走りが出来るようにと思っていました。」

ニック・ハリス

「マーヴェリックありがとう。それではフロアからの質問をどうぞ。」


Q

「昨日は天候が真逆になれば明日は良い走りが出来ると話していましたが、こういう結果になるとどこかでわかっていた部分があるんでしょうか?また、チャンピオンシップ2位の可能性については?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「チャンピオンシップ2位はかなり難しいでしょうね。ヴァレンティーノはマレーシアもヴァレンシアも速いですから、相当に努力しないと難しいと思います。それにポイント上の差も大きいです。しかし3位はかなり近いところにあるので全力でいきます。ヴァレンティーノも朝起きて窓を開けたら晴れていたので勝てる気がしたと話していたように、自分も晴れであれば、このトラックで自分が速いのはわかっていますからね。心配していたのは自分のライディングをして、スズキに優勝をプレゼントするということです。」


Q

「カルに質問ですが、タイヤをマレーシアでテストしていますが、心理的なアドバンテージがあると思いますか?」

カル・クラッチロー

「ええそう思いますね。トラックが自分がテストをした時のコンディションのままであれば最悪ですけどね。テストした時は普段のペースよりも4秒遅くてね。コーリンが自分のケツにくっついて走っていてね。トラックは確かにキャンバーが変わったなどの変更はありますけど、トラックは基本的に同じですから。5周ほどでキャンバーの感触を掴みましたけど、路面がとても汚れていて、水も出てくる状態でした。タイヤがテスト専用のものだったのかレースと同じだったのかわかりませんが、今や全てのタイヤをテストなどで試しているわけですから、皆にとっても新しい事は無いと思います。自分に心理的なアドバンテージがあると思っていますけど、FP1が始まるまででしょうね(笑)(※会場笑)10位とかでFP1を終えるかもしれませんし。とにかくポジティブな気持ちで向かうことになります。」


Q

「今週はマルケスが強かったわけですが、カルが表彰台にいることを想像しましたか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「これは自分だけへの質問?マルクが強かったけど、カルも強いと思っていたということ? ええと、カルがフィリップアイランドでは強いというのは予想していました。カルはシーズン後半はどこでも強かったし、どのコンディションにおいても強かったですよね。彼はこのトラックではいつも強いし、Ducatiでも2位で走行していたことがありました。ただ正直なところ、自分のほうがカルより少し速い事を望んでいたんですけどね。ただ、残念ながらそういう形にはならなかったので、彼の勝利を祝福したいと思います。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「自分達は昨年バトルをしていましたけど、今年は彼はとても速かったですね。彼の勝利を嬉しく思います。最後のレースでも彼のように速く走れればと思います。」


Q

「カルおめでとう。この結果の後に2人目の子供を考えたりしますか?(※会場笑)」

カル・クラッチロー

「ええと。。ブルノで勝利した時に同じ質問をされましたけど、その時点でルーシーは妊娠しているわけではなかったですから、双子だったら良かったかもしれませんね。ただウィローだけで今は十分に幸せですよ。彼女は素晴らしいベイビーですし、今は旅をしながらウィローと一緒にいるということを何とかこなしている状態なので、今の段階ではもう一人の子供というのは考えていません。ただ、こればっかりはわかりませんね。」


Q

「今日は2位を確かにしたというレースだったでしょうか?」(※こんな意味かと。。)

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ええとチャンピオンシップ2位ということ?確かにホルヘに対して10ポイント獲得したということは重要なことです。重要なことは残りの2戦も強い走りをするということで、今日のようなレースをすること、表彰台をかけて戦うことです。」


Q

「今回の3位でスズキはテクニカルアドバンテージを失いますが、スズキの成長に喜んでいますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「ハッピーだとは言えませんね。来年からはアドバンテージが減りますが、まだそれ以外にもテストは出来ますから問題はないでしょう。バイクをしっかりと感じることが出来ればプッシュ出来ますし。ハッピーだとか悲しいだとかを言うのは難しいです。自分は自分のベストを尽くそうとしているだけで、彼らが自分に与えてくれた自信のためにも、また表彰台を獲得したいと思っています。シーズンがこうして進んできた事に関してハッピーですし、最後のレースでは200%の力で尽くそうと思っています。


Q

「ここ2週間での成績の向上について、これはあなた自身がバイクをよりよく乗れるようになってきたからなのか、チームだとかそういったものなんでしょうか?」

カル・クラッチロー

「後半に良い仕事をしてきたからだと思いますね。ブルノテストからシャーシも変えましたし、シルバーストーンでも戦闘力を感じました。自分のスタイルにより合っているんですが、あるエリアでは不利な面もあるんです。それはわかっていますから上手いことライディングをしているということなんです。確かにファクトリーバイクではありませけど、本当に似たバイクなんです。マルクは自分とは乗り方が違いますし、セットアップもそうですが基本的には似たバイクなんです。これといって特別扱いもされません。ダニが欠場しているのは残念ですけど、その分の特別扱いを受けられるのでは?と考える人もいますが、そういうことはありません。この場にホンダの人がいるかわかりませんが、自分はルチオのチームにいて、一緒にハードに仕事をしているわけなんです。」


Q

「ドライのセットアップタイムが少ないクレイジーな週末でしたが、ウォームアップからレースに向けて、大きくセッティングを変える必要がありましたか?それとも朝の段階でバイクが既によく動くという気がしていましたか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「自分達はウォームアップから何も変えていません。それとウォームアップのセッティングというのは、金曜の朝にテストしたセッティングと同じなんです。このトラックでは2月にミシュランタイヤで走っていますから、データがありますし、良い走りが出来るとわかっていました。ただ残念ながら週末はずっと天気が悪く、今日の朝までスリックでは一周もできなかったんです。ですから金曜の朝のセッティングを使用してみて、レースに向けてはそこから何も変えていません。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「金曜の戦略をそのまま継いだという形です。テストの時に非常に戦闘力を感じたので、テストの状態にバイクをかなり近づけていました。ただシーズン中に色々な変化がありましたから、テストのセッティングと今までの内容をミックスしたものでした。今朝は30秒前半で走る事が出来ていたので、バイクは基本的にそのままという感じで、後はタイヤの消費を抑えるようにエレクトロニクスを調製しました。ただセットアップ自体は完全に同じでした。」


Q

「来年はビニャーレスが今年のホルヘ・ロレンソよりも手強いチームメイトになると思いますか?また彼の進歩に危機を感じていますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「現時点ではマーヴェリックのスピードと才能を完全に理解していないと思います。既に彼がとても強い選手になる兆候はありますけどね。一方ロレンソは本当にタフなチームメイトです。彼は常にスピードがありますし、基本的にはどのシチュエーションでも強いですから。ただ、今シーズン後半は少し問題を抱えているようですね。ただ、彼がトップライダーの1人であるということに疑いの余地はありません。マーヴェリックがもう少し弱いチームメイトだと良いんですけどね(笑)まぁジョークはさておき、彼もとても手強いチームメイトになるでしょうね。」

ニック・ハリス

「皆さんありがとうございました。マレーシアで会いましょう。」