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★オーストラリアGP2位 ロッシ「今日のカルは速すぎた」

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15位スタートから2位表彰台まで素晴らしい追い上げを見せたロッシ選手。昨年のヴァレンシアもありますし、トップ争いには加わると予想されていましたが、マルケス選手が転倒した事で1つバトルが減ったというのもあるかもしれません。しかし、フロントロー(1列目)でスタートしたとしても今日のクラッチロー選手には勝てなかっただろうと語っています。

Q

「オーストラリアGPを20戦戦った中で16回目の表彰台となりました。ただ今日は15位から追い上げる必要がありました。オーストラリアのファンにとって素晴らしいエンターテイメントだったと思いますが、大変だったでしょうね。」

オーストラリアGP2位 ヴァレンティーノ・ロッシ

f:id:teletele916:20161024000354p:plain 「今回のレースは茂木のミスを忘れるのには必要でしたね。それと昨日ですね。昨日は本当にフラストレーションが溜まる最悪の日でした。今朝は本当に良い天気で強い走りが出来ると思っていました。ただウォームアップ走行は、自分に楽観的に考える力を与えてくれました。集中して良いライディングをして、ステップ・バイ・ステップで前に進んで、ミスをしなければ、自分がやれることはわかっていましたからね。だからスタートした後もとてもいい気分で走っていました。最初の10周は後で見返してみても楽しいでしょうね。マルクが転倒したのを見た時は優勝出来ると思いました。カルに追いつけると思っていましたからね。ただ、カルはレース後半で速かったですね。」

Q

「マルクが転倒したことについて、レース後半に気温が下がる中で、マルケスは2014年に転倒、カルも最終ラップで転倒しました。マルケスの転倒を見て、フロントタイヤに注意しようと思いましたか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「自分はフロントにソフトを履いていましたけど、それでは大変でしたね。4時を過ぎると気温が下がるんですよ。ただ自分はしっかりと集中して走行していたので大丈夫でした。この20ポイントはチャンピオンシップ2位争いにおいても重要ですし、何よりもしっかりとしたレースが必要だったんです。」

Q

「予選で良い位置でスタート出来ていたとしたら、カルから逃げ切る形でレースが出来たと思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「フロントローでスタートしたとしても、今日のカルは速すぎたんで無理だったでしょうね。だから15位スタートで良かったと思いますよ。楽しめましたから(笑)冗談だけどね。」

Q

「もちろん過去は変えられませんが、日本GPでマルケスのチャンピオンシップ優勝が決まらず、今日のようにマルケスがここで転倒していたとしたら、チャンピオンシップ争いはマレーシアにまでもつれ込んだでしょうね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「日本でのミスは本当に後悔しています。それに今日マルケスが転倒するなんて思っていませんでした。自分も強かったし良いレースが出来たでしょうにね。今重要なことは良いレースをマレーシアとヴァレンシアですることです。」

Q

「来週は40℃のマレーシアですが、トラックは2月にテストをした時と異なり、新しい路面になっています。数日後に訪れるセパンについてはどのような感想でしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「間違いなく最もタフなレースの一つになると思います。ライダーにとっては最もタフでしょう。ですからしっかりと準備をして、よく寝て、しっかり水分補給をすることが大事です。皆にとって難しいレースだと思いますが、トラックは好きですね。新しい路面に関しては自分達のバイクとの相性が良いといいですね。」

Q

「昨年マルケスとの大きなドラマがあったセパンに戻るということに関してはどのように感じていますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「(※肩をすくめる)まぁ昨年マレーシアにいた時よりは、気分が悪いですよね。」