気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★MotoGP2016 リン・ジャービス「ホルヘとはとても良い関係にある。」

Sponsored Link

ロレンソ選手と現在のヤマハは険悪な関係にあるとする記事も少なからずありますが、ジャービスによるとそんな事は全くなく、あくまでも関係は良好だと語ります。2年後にヤマハに戻ってくるかもしれないとも話していますが、ロッシ選手が現役のうちはそれはないでしょうね。 f:id:teletele916:20161020074736p:plain ヤマハMotoGPチームのボス、リン・ジャービスは、ロレンソがDucatiに移籍すると知りながら1年近くともに作業を続けてきた事を「少し奇妙だ」と語る。3度の世界チャンピオンであるロレンソは、2017年にDucatiに移籍する事を3戦を消化した後の4月に発表。ロレンソは開幕前からヤマハに契約を延長するように要求していた。6ヶ月後、ロレンソにとってヤマハでのレースはあと3戦。開幕すぐに移籍の発表があった事は、その関係性を少なからず変えたと語る。

リン・ジャービス

「ホルヘが移籍を決めた時から、ダイナミックに少し変わりましたね。でもホルヘのことはハードウェア、チームなど同様のサポートをすると決めています。そして今までに彼に対してサポートしてきた内容には満足しています。ちょっと奇妙ですよね。理想的な状況かと言われると間違いなくそうではないでしょう。こういった物事は後になってから訪れて欲しいと思いますよ。でも皆が自分の将来を出来る限り早めに確定したがるわけですから難しいですね。ライダーもそうですが、人生の一部ですからね。」


ロレンゾにとって移籍前にタイトルを獲得するという夢は、序盤は6戦の中で3勝、2回の2位表彰台でうまく行っていた。しかしシーズン中盤に彼は調子を下げ、日本GPでマルク・マルケスが優勝を決めた後は、チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシとチャンピオンシップ2位を争っている。ロレンソはヤマハと12月31日まで契約があるが、ヤマハはロレンソがシーズン終了後にヴァレンシアで2日間Ducatiをテストすることを許可している。ロレンソは当初ヘレスでのDucatiのプライベートテストにも参加したい意向だったが、これは許可されなかった。しかしジャービスはロレンソとチームは良い関係にあると言う。


「ホルヘとはとても良い関係にあります。もちろんチームを去ると決めた場合と残ると決めた場合では違いはありますけどね。関係性が変わるのは当然ですよ。そこには敵意はありません。あらゆる記事の中で語られている理由を読みましたけど、正しくありません。彼はヤマハがプロフェッショナルな企業、チームであることを理解していますし、我々も彼がなるべく早くチームを去って新しい環境に慣れたいことも理解していますし、彼もそこには契約があることも理解しています。自分達は9年間共に素晴らしいシーズンを過ごしてきました。3つの世界タイトルを獲得し、とても強固な関係があるんです。2年後に彼が戻ってきたくなるかもしれませんし、誰にもわかりませんよ。ホルヘもヤマハもお互いに良い形で関係を終えたいと思っています。そのためにはあらゆる努力を惜しみません。」

www.autosport.com