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★MotoGP2016日本GP 予選後プレスカンファレンス翻訳

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今回のプレスカンファレンスではマルケス選手が語った「明日のターゲットは表彰台であって優勝することではない」という言葉がチャンピオンシップを象徴する印象的な言葉でした。またカル・クラッチロー選手が転倒した後のイエローフラッグについてのロッシ選手とマルケス選手の対応の違い、ロッシ選手のビニャーレス選手後追いに関する質問なども飛び出しました。 f:id:teletele916:20161015184658p:plain

ニック・ハリス

「昨日は良い日ではなかったようですが、今日は良い感触を見つけたようで1分43秒台を記録しましたね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

f:id:teletele916:20161015184655p:plain 「ええ。ポールポジションを獲得するというのはいつでも特別な気持ちにさせてくれますね。今回は練習走行でずっと苦戦していたのでなおさらです。昨日はかなり問題があって、今日は午前中に問題が改善する事を期待していたんですが十分ではありませんでした。トップからはかなり遠い位置にいたんですが、チームと一緒に作業を進めてFP4に向けてバイクのバランスを改善することが出来ました。実際最後のフリープラクティスは既にスピードがあって競争力がありました。ですから予選に関してよりポジティブでしたね。去年もそうでしたが茂木ではいつも予選で良い結果を出しているので、1列目で戦えると思っていました。ただポールポジションというのは特別なもので、明日のレースには重要ですね。」

ニック・ハリス

「レースペースは昨日は問題があったと話していましたが、FP4では良いペースでしたね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「FP4ではペースが向上しました。これは明日のレースにおいてとても重要なことです。データで見るとドヴィツィオーゾとクラッチローも非常に良いペースですね。ただ自分とマルケス、ロレンソはさらに良いペースですね。自分達は接近していますけど、ホルヘとマルクが少し自分よりも速いようです。ただ自分も近くにはいるので今夜その差を詰めるようにしたいですね。あと明日は良い天候、そして気温も高いと良いですね。」

ニック・ハリス

「木曜日は時差ボケがあったようですが、風邪もですよね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「完璧な体調ではありませんね。周回を重ねてプッシュしていると最大限の力で走れていないと感じます。風邪のせいで呼吸が難しいんです。ですから明日のレースに関しては心配しています。ここでのレースはいつも長丁場で要求も多いですから。というのもブレーキングをハードにする必要がありますからね。ただ、明日はもう1ステップ状態を良くして勝利をかけて戦いたいと思います。」

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノありがとう。それではマルク。今週は素晴らしい内容になっていますね。予選に関しては予想していたようにはいかなかったようですが。」

マルク・マルケス

f:id:teletele916:20161015184657p:plain 「ええ。昨日バイクにベストのフィーリングが感じられなかったので、今朝の段階で大きくフィーリングが向上したので嬉しかったんです。FP4ではいまいちでしたけど、予選ではまた調子が戻ってきました。予選でもフィーリングは良かったんですけど、2本目のタイヤでミスをしてしまいました。レースに関しては自分達にとって難しいサーキットなので、コンスタントでトップに近い位置にいますから良いですよね。もちろんポールポジションを獲得出来ればそれはそのほうが良いわけですけどね。フロントローにいるという事がメインターゲットですから問題はありません。」

ニック・ハリス

「レースペースに関してはとても良いですね。」

マルク・マルケス

「ええ。レースペースに関しては良いですね。ニュータイヤでは少しだけブレーキングポイントを見つけるのに苦戦している感じですが、タイヤが少し摩耗するとタイヤの限界でコントロールがしやすくなります。明日天候がどうなるかですけど、気温が高いとヤマハが強くなりそうですね。気温が低いと自分達にとっても少し良いんですけどね。

ニック・ハリス

「タイヤチョイスは天候によると思いますが、今と同じような天候であれば既に決まっていますか?」

マルク・マルケス

「皆ミディアムのフロントにソフトのリアになると思います。今日の午後にハードのフロントを試しましたけど、ポテンシャルとしては悪くないんですがリスクを冒す気にはなりませんね。タイヤからの警告やフィードバックがもう少し欲しい感じですね。自分はミディアムのフロント、ソフトのリアで行きます。」

ニック・ハリス

「マルク茂木での3連続でのフロントロー獲得おめでとう。それではホルヘ、FP3では大きな転倒がありました。」

ホルヘ・ロレンソ

f:id:teletele916:20161015184656p:plain今日みたいな転倒は長いことしてませんでした。かなり飛ばされて路面に激しく叩きつけられるというのはね。最初は体中がいたかったので心配していたんですよ。特に左足に関してはかなり心配していました。ですから病院で全身を診てもらってFP4に戻ってこれたというのは、自分が予想していた以上でしたね。バイクも良い感触でラップごとにタイムも上がっていきました。ポールポジション争いが出来ることに驚いていました。ただマルクやロッシのラップタイムはとても速いですね。特にロッシがビニャーレスを追って出したタイムは特にね。自分も必死にプッシュしましたけど、ポールポジションは獲得出来ませんでした。1列目獲得は嬉しいです。明日は優勝争いが出来ると思います。

ニック・ハリス

「レースは24周ですが、体調については明日の朝目覚めるまでわかりませんね。」 ロレンソ 「転倒の後は確かにまともに歩けませんでしたけど、痛み止めと予選でのアドレナリンで随分ましになりましたし、バイクの上では転倒と怪我の事は完璧に忘れて走る事が出来ました。明日も大丈夫でしょう。」

ニック・ハリス

「ホルヘありがとう。それではフロアからの質問をどうぞ。」


Q

「MotoGPライダーに質問です。明日はレースの序盤からプッシュ出来そうかそうでないか教えて下さい。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「まだ土曜ですからね。明日にならないとわかりません。誰かが他の誰かよりも状態がよくなるかもしれませんしね。ただいつも通り最初の3周4周がMotoGPでは非常に重要です。最初からフロントにいないといけません。1コーナーから最大限の力でプッシュしないといけません。明日は24周と長いレースですが、タイヤに関しては良いリズムを刻むことが出来そうです。ただ周回を重ねるごとにどんどん難しくなるわけですからね。ライダーが出来る事は最後までペースをキープし続けるということになりますね。ただペースは非常に接近していますし、ドヴィツィオーゾとDucatiが非常に速く、彼はブレーキングも強力で、ストレートも速いですね。クラッチローも素晴らしいラップタイムを刻んでいますし、スズキもアレイシがユーズドタイヤで良いタイムを刻んでいますし、ビニャーレスもいます。アラゴンのように激しいバトルが序盤にあって、その後はどうなるか見ものですね。」

マルク・マルケス

「ヴァレンティーノが話しているようにウォームアップの後にならないとわかりませんが、両ヤマハライダーとの激しいバトルになると思います。彼らが今回は最速のライダーですし、ヤマハは毎年ここでは速いですからね。ただ今年は自分も彼らと同じ位置にいるので嬉しいです。自分のターゲットは表彰台を獲得することで勝利ではありません。

ホルヘ・ロレンソ

「スタートが鍵になると思います。あとは各ライダーのバイクのフィーリングですね。土曜よりも良いフィーリングとなるか悪くなるかです。これが1つの鍵になるでしょう。特に残り10周に関しては、リアタイヤの消耗を誰が最もうまくコントロール出来るかという事が重要になるでしょう。序盤は接戦になり、最終ラップではそれが少し離れると思います。」


Q

「マルクとヴァレンティーノへ質問です。2人のイエローフラッグへの反応が異なったんですが、カルが転倒した時ですね。何を見たのか教えてもらえますか?

ヴァレンティーノ・ロッシ

「正直覚えていません。通常イエローフラッグではかなりタイムを失うものなんです。誰が転倒したのかを理解する事になりますからね。ですから過去のレースでは集中していようと努力しているんです。自分は一台のバイクがコース外に出ているのが見えただけで、そのままプッシュを続けました。

マルク・マルケス

「2013年のシルバーストーンでも同じ経験をしました。自分は毎回イエローフラッグを見るたびにスローダウンするようにしています。予選の最終ラップだとわかっていましたし、プッシュしようと思ってましたけど、多くの人が見えましたしカルも見えたので、リスクは冒しませんでした。その周は駄目にしてしまいましたけど、そのままプッシュしてクラッシュするよりも良いですよ。シルバーストーンみたいにね。」


Q

「このようなハイサイドをするのは久しぶりですが、バックプロテクターはどうですか?しっかりと守られていると感じますか?」

ホルヘ・ロレンソ

「ええ問題ありません。しっかりと機能していますよ。ありがとう。」


Q

「マーヴェリックが予選の後にあなたが後ろにいることはわかっていたらムジェロのように後追いをさせずにバイクを停めただろうと語っていましたが、これについては?またこれはあなたとマーヴェリックの勝将来の関係性ということになりますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「お互い1本目のタイヤで3周しなかった数少ないライダーなので、2本目のタイヤでコースに出たタイミングがほぼ同じだったんですよ。自分がフロントにいてマルケスがプッシュしてきて、少しワイドになった後にスローダウンしました。自分もプッシュはしたくなかったのでスローダウンしマーヴェリックが抜いて行きました。その時自分はどうするか決断をする必要があって、マルケスは既にポールポジションを獲得していました。自分は5位か6位でプッシュする必要がありました。ただ最終的には自分は彼の助けを得た形で良いラップになりましたね。」


Q

「アレイシ・エスパルガロがこのトラックではブレーキのパフォーマンスはレースの最後に落ちると語っており、そのため出来る限りブレーキをハードに使わずに走ることが重要だと語っていました。これは同じですか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「このトラックはブレーキにとって最悪のトラックですね。いつも気温と戦っていますし、皆が大きなディスクと大きなパッドを使いますから、最大限に温度を低く抑える必要があります。少しでもパフォーマンスが落ちてしまうと非常に難しくなってしまうんです。ただレースではフロントを多く使いますからそれにも限界があります。また接近戦をしているとブレーキの温度は上がってしまいます。ですからこれは明日のレースに関して問題となります。またこのトラックではブレーキングが本当にハードですから、集団でブレーキングをする場合に自分以外にも前のバイクに集中している必要があります。というのもブレーキングポイントが異なると本当に危険ですからね。ただ今のところブレーキングに関しては温度、限界ともに自分達は問題なさそうです。」


Q

「ブレーキングに関しては、ブリヂストンと比較してミシュランはどのような点が異なりますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「個人的にはブリヂストンだとさらに酷いですね。もっとブレーキングをする必要がありますから。温度に関してもミシュランよりも限界に近い状態でした。大きな違いはありませんが、ミシュランのほうが少しましですね。」

マルク・マルケス

「問題は一切ありません。3本40番を使いましたし、20番も使いました。ここでは3本40番を使いましたが、温度は適正温度ですね。」

ホルヘ・ロレンソ

「自分も過去に問題があった事はありません。明日も問題ないと思います。」


Q

「フロントにソフトタイヤを履いている時だけ良いレースペースを刻めるようですが、周回を重ねるとなるとどうでしょうか?」

ホルヘ・ロレンソ

「ミディアムタイヤは昨日試した時にバイブレーションとロックの減少があったので試したいとは思いませんでした。ただFP4で最後にもう一度試しました。その時は問題なく機能したので、どうやらもう少し気温が高い時であればバイブレーションの問題はないようですしロックもありませんでした。ですから両タイヤともにレースで使用出来る可能性があります。ソフトにはソフトのミディアムにはミディアムのメリットがあります。どちらでも自分達は競争力があります。天候次第ですね。」