★アプリリア 2017年型RSV4 RRとRSV4 RFを発表
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アプリリアのRSV4 RRとRFが新しくなりました。カウル形状などは変わっていないようですが、サスペンション、ブレーキ、エンジン、エレクトロニクスパッケージなどが一新され、各部g単位での軽量化を実施したとのこと。 アプリリアインターモトでRSV4スーパーバイクの最新モデルを発表した。オーリンズ製サスペンション、新しいブレーキングシステム、エレクトロニクスパッケージを装備し、アプリリアによると既存モデルよりもサーキットでのラップタイムで1秒速く走れるという。
RSV4は新しいバージョンのARRC(アプリリア・パフォーマンスライドコントロール)エレクトロニクスパッケージを装備。慣性計測ユニットがバイクのより正確な操作を実現する。ライドバイワイヤスロットルシステムは一新され、単体で590g軽くなっている。
APRCのトラクションコントロールはスロットルを開けたままライディングの最中に調製出来るようになり、新しいアルゴリズムでさらに正確になった。ウイリーコントロールは更に正確になり、こちらもスロットルを開けた状態で操作が可能。またALC(アプリリアローンチコントロール)もさらに効果的に機能するようになった。クイックシフターがクラッチを必要としないシフトダウンを可能とし、ピットレーンリミッターとクルーズコントロールも装備されている。
RSV4 RRとRSV4 RFモデルはコーナリングABSが標準装備となる。いずれもカラーのTFTインストゥルメンタルパネルを装備し、新型のアプリリアV4-MPスマートフォンデータロギング、コーナーbyコーナーキャリブレーションプラットフォームが装備される。
エンジンまわりでは新たなエキゾーストが装備され、ECUも新しくなったことで、最大回転数が300回転アップ。さらなる高回転実現のために、アプリリアは可変インテークダクトを排除。これによって500gの軽量化を達成している。
ピストンは新型でアプリリアによるとさらに軽量となったようだ。コンロッドヘッドはホーニングされフリクションが低減されている。さらにバルブスプリングも新型となり、高負荷時に信頼性が高まっている。バルブタイミングも同様に最適化されることとなった。
シャーシはRSV4 RFにはオーリンズの NIXフォークとTTXショックが装備された。ブレーキは両モデルともに5mm厚の330mmディスクが新たに装備された。キャリパーはブレンボのM50モノブロックキャリパーとなっている。
RSV4 RRのカラーはgrigio Bucineとnero Ascariの2色。いずれもグレーの部分はマットフィニッシュとなる。RSV4 RFに関してはグラフィックが新しくなっている。