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★MotoGP2016アラゴンGP 決勝プレスカンファレンス翻訳

MotoGP2016 アラゴンGP プレスカンファレンス

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アラゴンGPの決勝プレスカンファレンスです。チャンピオンシップ優勝がいよいよ現実的になってきたマルケス選手。しかし今回序盤のターン7で転倒しそうになった事を例に出し、集中していることが重要、勝てると思っているサーキットで勝てなくても問題ではない。と言い切っています。大人になりましたね。 f:id:teletele916:20160928092642p:plain

ニック・ハリス

「優勝は残り4戦で52ポイントをリードするマルケス、そして3位はチームメイトとの素晴らしいバトルがあってヴァレンティーノ・ロッシ。今回で表彰台を4連続で獲得しています。2位はヴァレンティーノ・ロッシと激しいバトルがありました。ここで過去2年優勝しているホルヘ・ロレンソです。レッドブル・ルーキーズ・カップが開催されていますが、まずはマルク、優勝おめでとう。優勝という内容が目立っていますが、序盤に危うい瞬間がありました。」

マルク・マルケス

f:id:teletele916:20160928093006p:plain 「ウォームアップの後は全てコントロール下にあると思っていましたが、今年のレースはトラックに出て走り出すまではフィーリングが少し変わるものです。そして今日も例外ではありませんでした。ハード/ハードの組み合わせで練習走行のようなフィーリングだったんです。ギャップを広げようとプッシュしていたんですがターン7で転びそうになって、路面に体が接触していたんですが、どういうわけかセーブすることが出来ました。その後は自分に落ち着くように言い聞かせて、ステップ・バイ・ステップでヴァレンティーノに対して差を詰めていきました。追いついた後は1周後ろでリラックスしてからオーバーテイクにかかり、その後勝利するのに十分なギャップを開く事が出来ました。」

ニック・ハリス

「4戦残して52ポイント差ですが、安全圏ですね。」

マルク・マルケス

「ええ。重要な勝利でした。ドイツ戦以降の勝利、そして何よりもドライレースでの勝利はオースティン以来ですからね。それにチャンピオンシップ2位のライダー、今回の場合はヴァレンティーノがその差を詰めてくるのを止めることが出来たのは重要なことでした。こうしてポイントを詰めていれば彼のメンタリティはどんどん良くなっていきますからね。自分も今回こうやって勝利出来て、再びバイクに乗って良いフィーリングを得られるようになったと思います。カレンダーに印をつけて、勝利出来るレース、アタック出来るレースということで待っていたんです。全て計画どおりですね。」

ニック・ハリス

「50ポイント以上の差というのは2勝分ですが、あと4戦あることを考えると素晴らしいアドバンテージと言えますね。」

マルク・マルケス

「そうですけど、今日もわかったようにしっかりと集中している必要があります。転倒は一瞬ですし、これからアジアラウンドに向かいますが、3戦が連続していますからシーズンの中でも最も難しい局面の1つです。ただ同じメンタリティ、同じ集中力を続けて行く必要があります。いくつかのサーキットではより苦戦するでしょうし、いくつかのサーキットはそうではないでしょう。ただ、今と同じく落ち着いて全てのレースを完走する必要があります。

ニック・ハリス

「マルクありがとう。それでは2位のホルヘ・ロレンソ。今日は午前中に転倒がありましたが、妙な具合にあなたを助ける形になりましたね。」

ホルヘ・ロレンソ」

f:id:teletele916:20160928093026p:plain 「時にはネガティブな事がポジティブな事を作り出すことがあるんですよね。今日転倒した事でウォームアップに2台のバイクを試すことになりました。通常は1台のバイクだけで走りますからね。今日1台目のバイクでハードのリアタイヤを試した時に良いフィーリングだったんですよ。練習走行ではそうは感じなかったんですけどね。2台目のバイクにソフトを履いて走った時は同じようには感じず、加速やブレーキングでより車体が動いてしまうように感じたんです。通常最後の最後で変更をするのは難しいものですが、転倒をした後の直感でこういう選択をするに至りました。序盤はコンスタントに全てを出し切ることが出来ました。当初は6位か7位での完走になるだろうと思っていたんですよ。最終的には優勝ライダーに非常に近い位置での2位となり、レースに驚かされました。正直いってとても難しい状況を切り抜けたと思います。」

ニック・ハリス

「スタート直後は実に熾烈な戦いとなりましたね。」

ホルヘ・ロレンソ

「前半はとくにそうですね(笑)誰も互いに抜かれたくなかったですし、マーヴェリックとマルク、自分は互いにレースをリードしようとしてましたからね。とてもアグレッシブで1周目はとても楽しかったです。その後レースが安定してロッシやマーヴェリックとフルタンクの状態で同じペースで周回を重ねました。その後徐々に速く走れるように深く突っ込めるようになってきて、マーヴェリックとヴァレンティーノとの差を詰める事が出来ました。ただロッシを抜いた後にペースが落ち始めて49秒0から49秒4あたりのペースになりました。それでロッシに背後に付かれてしまって、彼が最終ラップあたりで仕掛けてくるとわかっていました。ですから彼がブレーキングでミスをしたのはラッキーでした。そうでない限り自分達のバトルは最終コーナーまで続いたでしょうからね。

ニック・ハリス

「ホルヘありがとう。2位おめでとうございます。それではヴァレンティーノ。4連続での表彰台獲得となりました。今日は1位、そして2位も諦めませんでしたね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

f:id:teletele916:20160928093047p:plain 「ええ、今日のレース序盤は素晴らしいレースがありました。楽しみましたし、マルケスがターン7で転倒しかけた時は、彼のフロントタイヤに何か問題があれば良いのにと思いました。トップに立った後は全力でプッシュしたんですが、残念ながら十分ではありませんでした。今週末はレース後半に強さを発揮出来るようにと作業をしていたんです。ただ望んだようにはなりませんでした。全力を尽くしたんですが、レース後半はロレンソのほうが速かったですね。そして彼に追いつかれ抜かれてしまいました。彼の後ろについて行くことは出来たので、最終ラップで仕掛けようと思っていました。ただ残念ながらブレーキングでミスをしてしまったんです。ちょっとスピードが早すぎたので、接触しないようコーナーを横切ったんです。アラゴンでは毎回苦戦していましたから、こうして表彰台を獲得出来たのは良いことです。もちろんチームメイトよりも前で完走したかったですけど、彼のほうが少し速かったですね。いずれにしても重要なポイントとなりました。」

ニック・ハリス

「マルケスと52ポイント差ですが、表彰台で完走し続ける。これがあなたに出来る唯一の事ですね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「43ポイント差でも難しかったところが、今や52ポイント差ですからね。ただチャンピオンシップについては考えたくなくて、ひたすらに集中していることが重要だと思っています。3週間で”海外”でのレースとなります。(※ヨーロッパ大陸以外ということでしょう。)これらのサーキットは皆好きな場所ですし、自分達のバイクも強いサーキットです。表彰台の獲得、特に優勝を目指していきたいですね。というのもヤマハはバルセロナ以降勝利がありませんからね。スズキもそうですが、ここ最近のレースではホンダがどんどん力を付けて来ているように思います。異なるライダーで何勝もしています。これを理解してチャンピオンシップの終盤に競争力を発揮したいですね。」

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノありがとう。私からは以上です。フロアからの質問をどうぞ。」


Q

「チャンピオンシップについて考える時ではないということですが、マルケスは52ポイント前、ホルヘは僅かに14ポイント後ろですが、前と後ろ、どちらに注目すべきだと考えますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「大事なのは良いレースをすることです。ミスをせず表彰台を獲得し、そして優勝することです。52ポイントは大きな差ですし、ロレンソとの差は本当に近いわけです。それにこれからのレースでマルケスとロレンソは本当に強いでしょうし、今や本当に終盤という状況で、どこであっても競争力を発揮する必要があります。」


Q

「今日は表彰台でとても感情的に見えましたが、泣きそうだったとかでしょうか?」

マルク・マルケス

「いやいや(笑)弟が表彰台を獲得した時のほうが泣きそうでした。彼は本当に大変な中で過ごしてきましたし、この表彰台が相応しいと思います。表彰台は単純に嬉しかったということですね。」


Q

「日本でチャンピオンシップ優勝の可能性はあると思いますが。。」

マルク・マルケス

ホンダのホームサーキットですからそうなれば良いと思いますけど、それはないでしょう。ミスは出来ないでしょうし、どこでチャンピオンシップ優勝をするかは重要ではなくて、重要なのはチャンピオンシップで優勝すること自体なんです。ですから同じメンタリティでレースをすることが重要です。勿論日本は少し苦戦するとは思いますけど、逆に自分達に有利なトラックもあるでしょう。」


Q

「昨日はリアのハードタイヤが大きな問題と語っていました。今日は4位で走行していた時、ダニやアレイシなど後ろのライダーに追いつかれると思ったのでしょうか?もしくは前のライダーを追うことに集中していたのでしょうか?」

ホルヘ・ロレンソ

「ベストのライディングをすることに集中していました。このトラックではバイクから大きな自信は得られませんでしたけどね。ただ前のライダーに集中していました。今年のMotoGPは何事も起こりえます。ダニがミサノで優勝すると思っていた人はいなかったでしょうけど、彼はミサノで優勝しました。今日は彼がマルクについていってホンダの2台が優勝争いをすると思っていました。今年のチャンピオンシップは最初の10週を走っても何位で完走するかはわかりませんからね。レースで後ろにいたとしても良い形でレースが出来ると信じることが重要なんです。」


Q

「ホルヘを抜いた後に手で何かをサインを出しましたが、あれはなぜですか?」

マルク・マルケス

「ターン15は自分が強い部分なんですが、しっかりと計算してなくて少しタイト過ぎる形でのオーバーテイクとなったんです。最初のオーバーテイクでしたし、手でゴメンという合図を出したんです。幸運にも何も起きませんでしたけどね。」


Q

「このサーキットは赤丸を付けていたと語っていましたが、これからの4つのサーキットでどこが赤丸のサーキットでしょうか?」

マルク・マルケス

「わかりませんけど、フィリップアイランドとヴァレンシアは自分にとって良いサーキットですね。ただもてぎも昨年はドライコンディションで強い走りが出来ました。ウェットでは状況が異なりましたけどね。マレーシアは舗装が新しくなっていますから、どうなるかでしょう。同じメンタリティでいることが必要で、赤丸を付けたサーキットで勝てなくても問題はありません。(※チャンピオンシップ優勝を)待つということが重要なんです。