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★MotoGP2016アラゴンGP レディング「問題はペトルッチの脳みそ」

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ペトルッチ選手に押し出されたことで怒り爆発のレディング選手。次は自分も同じようにマージンなしで走ってやると語っていますが、こんなことで来年のチーム体制は大丈夫なんでしょうか。。 f:id:teletele916:20160927023845p:plain スコット・レディングは自分をリタイアさせることになったダニロ・ペトルッチの1周目のライディングに関して極めて率直に語る。両者ともにトップ10で走行中に、ペトルッチはターン12で仕掛けるもコーナーのエイペックスを逃し、レディングをコース外に押し出した。ペトルッチはエンジンブレーキの不調が原因と語った。このアクションによりペトルッチはライドスルーペナルティを受け17位で終わり、両Pramacライダーはポイントを獲得出来ずにアラゴンを後にする。

スコット・レディング

「問題はアイツのクソッタレの脳みそですよ。普通はチームメイトに対しては、いつもより10%マージンを設けるものなのに最悪ですね。しかも1周目の中であれが初めてでは無かったんです。ターン7でもかなり接近してきて、これはかなり強気で挑んでくるんだとわかったんです。ターン12に進入する時は彼を抑えていたんですが、自分がフルバンクになったらドーンですよ。コースに復帰しようと思ったんですが、縁石の上で転倒しました。チームメイトに弾き出されたんですから非常に頭にきてます。これもレースだと言えますけど、これは今年初めてではないんですよ。何よりも、こうして完全なドライのレースの走行機会を奪われたんです。数戦前にこうした完全なレースが必要だと言ったんです。シルバーストーンはミスってしまったし、ミサノはなんにもならず、ここも何もせずに終わりました。過去3週間でまったく進展がないんです。本当にムカつくのは、こんなレースをすることになったことです。後ろでモチベーションを高く保とうと思っても、ハンドルバーは曲がっているし、フェアリングは壊れていて体はあちこち痛いし、こんな日になるとは思っていませんでした。」


ペトルッチがアグレッシブなオーバーテイクを今年行ったのは、これが初めてではない。彼はオーストリアグランプリの最終ラップでユージン・ラバティに衝突したことでグリッドペナルティを受けている。レディングは、5戦で2つのペナルティというのは自ずとどういうことかわかると言う。


「接触ギリギリのレースが何回かありました。彼が誰かをリタイアさせるのは初めてではないですし、彼のオーバーテイクに関して文句を言っている人間もいます。彼はオーバーテイクのアクションが遅くて、やたらと深いところで抜いてくるんです。ありゃ無茶苦茶ですよ。レッドブル・リンクでラバティを抜こうとした彼の動き、あれは無理ですよ。今日のは全く同じクソでしたね。レースは接近するものです。接触はあるもんですが、相手を転倒させるというのは接触を超えています。エンジンブレーキの問題なんて嘘は、アイツならつくでしょう。「OKミスをしたんだ。」とは言わないでしょうよ。エンジンブレーキの問題があったんなら、なんで一歩引かないんですか?あれはレースの1周目でした。既に起きた事で変えられませんけどね。そりゃムカついてますよ。彼はペナルティを受けましたけど、5戦でペナルティ2つですよ。それがどういうことかわかるでしょう。Ducatiにとってはタフなレースでしたね。最後尾で走るのは、本当にクソみたいな時間の無駄でしたね。」


今回の転倒は、来年のファクトリーGP17をかけたレディングとペトルッチのチーム内チャンピオンシップの発表と重なっていた。レディングはこうした転倒は議論されるべきだと語るが、こうした状況がどのように考えられるべきかはわからないとしている。


「彼らは何らかの手段を講ずるでしょう。何かは言えませんけどね。ただこうした状況の中で公平を期す何かはあるんですよ。今日は本当に彼にムカついています。第一に彼は自分のところに謝りにも来ませんでしたからね。2つ目に自分達はチームメイトなんです。チームにとってはクソみたいな雰囲気ですよ。彼にライダーとして敬意を払うという気持ちはなくなりました。彼は良い奴だと言ってますし、実際彼は良い奴なんですが、時々何も考えていないんですよ。次に一緒に走る時は、もう10%のマージンは設けません。彼が自分に対してこういうライディングをするのなら、こちらも同じように返すだけです。」

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