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★MotoGP2016 アラゴンGP優勝マルケス「今日は優勝を狙える日だった」

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今年は8人もの異なるライダーが優勝していることから、マルケス選手にとっても久しぶりの優勝となりました。ターン7で転倒しそうになった後にメンタルもライディングも持ち直し、一気にトップまで辿り着くという素晴らしいライディングでした。弟のアレックスについても触れていますが、アレックスも兄がこんな化物のようなライダーではたまらないですね。

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Q

「2014年のヴァレンシア以来、ホームでの優勝となりました。素晴らしい週末でした。レース序盤ではターン7であわやという場面がありました。」

マルク・マルケス

「ウォームアップの後は、今日は優勝を狙える日だと思いました。ただレースは自分では完全にコントロールすることは難しいですね。3周目のターン7では本当に転倒するところでした。その後は自分に「落ち着け」と言い聞かせて、練習走行と同じようなフィーリングを得ようと努力しました。その後徐々にスピードを取り戻してヴァレンティーノを捉える事が出来ました。そして優勝するためのギャップを築くことが出来ました。」

Q

「暑い状況ではハードのフロントタイヤを選択すると語っていましたが、今日転倒しそうになった後に、選択を誤ったと思いましたか?」

マルク・マルケス

「今日は少し気温が低かったんですよね。ただハードフロントで行くことは決めていました。風も出ていたのと少しプッシュし過ぎたのはあります。ただあそこで滑るまでそれに気づかなかったんですよ。そこで「何が起きたんだ?」と考えてみて、練習走行中はあのコーナーであんな挙動はしたことが無かったしと思い、それでプッシュし過ぎだと気付いて気分が落ち着いたんです。」

Q

「ターン15でのブレーキングが非常に強力でした。ロッシ、ロレンゾなどをあそこで抜いていましたよね。なぜそんなにあのコーナーで強いんですか?」

マルク・マルケス

「自分のライディングスタイルでは、あのコーナーは本当に合っているんです。ただ自分のライディングスタイルだけではなくて、ホンダのバイクがあそこで強いというのもあります。ですからそれを使わない手はないんです。加速で苦戦している分、そうした自分達の強みを発揮出来る部分、急激な向き変え、小さいコーナーでは自分達は本当に速いんです。」

Q

「ザクセンリンク以来の優勝、ドライでの優勝となるとテキサスのCOTA以来ですが、今日の25ポイントはチャンピオンシップでは大きなポイントでした。次のもてぎはホンダのホームレースですが、3週間後に日本に行くことに関してどのような感想ですか?」

マルク・マルケス

「本当に大事な優勝です。ドイツのミックスコンディション、そしてオースティンでのドライコンディション以来の優勝でした。ただ、もっと重要なことはヴァレンティーノに対して差を広げられたということです。ヴァレンティーノが自分に追いつき初めていて、彼のメンタリティは徐々に上がってきていましたから、それを終わらせることが出来たのが最も重要なことです。」

Q

「アレックスがMoto2で初表台を獲得し、マルケス一家にとっては素晴らしい日となりましたね。今日は盛大にパーティーですか?」

マルク・マルケス

「明日はテストがあるからパーティーが出来ないですけども、非常に嬉しいですね。彼はあそこに辿り着くまで、メディアやファンなどから多くのプレッシャーを感じていたと思うんです。兄がMotoGPライダーというのはやはり大変だと思うんですよ。ただ、彼は今週末本当に頑張りましたから嬉しいですね。彼はこの結果に相応しいですよ。」