★Ducatiから新たに2つのスクランブラーが2017年モデルとして登場
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Ducatiから新しく2種類のスクランブラーモデルが登場するようです。現状でも既にラインナップの幅が広いスクランブラーですが、2017年モデルはさらに魅力的なモデルが増えるかもしれませんね。
さらに新型モデルのニュースだ。カリフォルニア州大気資源局に登録された情報によると、新しく2つのスクランブラーモデルが今年の終わりに登場するようだ。カリフォルニア州大気資源局に提出された排ガスに関する書類の中に、2017年向けのモデルとしてスクランブラーCR、スクランブラーDSという2つのモデルがあることがわかた。
この2つのモデルはカフェレーサー（CR)とデュアルスポーツ（DS）だと思われ、DSモデルに関しては既にスパイショットが登場しているDucatiがスクランブラーのラインナップを増やす事に意欲であることを考えると、このニュース自体は驚くべきものではない。Ducatiの内部情報者によると、スクランブラーのラインはスクランブラースタイルにはこだわっていないようで、カフェレーサーモデルは空冷Vツインのモデルの拡充のヒントとも取れる。
75馬力、装備重量185.9kg、803ccのスクランブラーモデルは、足の長いサスペンションを装備し、ある程度転倒から車体をガードする装備をつければ、デュアルスポーツモデルになる要素がある。であるからして、ネット上に出回っているこうしたスパイショットには高評価が与えられている。スクランブラーDSはスクランブラーのラインナップとして歓迎されるモデルだろう。しかしカフェレーサーモデルは判断が難しい。
この業界においてカフェレーサーシーンは衰退している。世の中にはホンダCB350のカフェレーサーが溢れている。BikeEXIFのようなサイトで見られるカフェレーサーの美しさというのは、下り坂にある時代精神と言える。この流れはメーカーにとってはどうであろうか？彼らはこうした本物のモーターサイクルを求める動きを利用しようとしているが、メーカーにとっては新しいバイクを開発して世に出すまでの時間を考えると、ミレニアル世代の移り気な好みに合わせていくのは難しいであろう。
Ducatiはいつも彼ら独自のバイクのセグメントを作り出すことが得意だが、それを考えるとDucatiがこの2つの新型スクランブラーだけでなく、2017年モデルとしてどんなモデルを市場にリリースしてくるのかは興味深い。
