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★2017年型CBR1000RRが登場? しかし。。

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いよいよ新型のCBR1000RRが登場か?と盛り上がっていますが、asphalt and rubberのジェンセンさんによると、どうやらこの車両は単純な外装変更のマイナーチェンジ車両に過ぎないとのこと。この車両が本当に2017年型として登場するのだとしたらガッカリですね。 f:id:teletele916:20160914063718p:plain もし2017年型のホンダCBR1000RRが完全な新型車両だと期待しているとしたら、この内容は失望するようなものかもしれない。Twitterに公開された2017年型のファイアーブレードと思われる車両は、単純に外観の変更を受けただけに過ぎないからだ。この写真からもわかる通り、このCBR1000RRは斬新なフェアリングデザインを持っているが、詳細にシャーシを比較すると、単純に現行世代のマシンに新しい服を着せただけだということがわかる。


写真のイメージクオリティは低いが、フレームとスイングアームは同じデザインのようだ。さらに酷いことにエンジンケースカバーのデザインも現行モデルのCBR1000RRに非常に似ている。今回の写真と今までの2016年型とを比較していると、ボルトパターン、スイングアームピボット位置などからも、めかし込んだ2016年型モデルに見える。ステップは全く同じもので、同じ位置にマウントされている。エンジンマウンティングボルトも同様で、(2台のマシンは同じエンジンケーシングを採用しているだろう。)リアのサブフレームのマウント位置も同じだ。クラッチケースもほぼ同じに見え、軸配置も2016年型と同様だ。この考えを裏付ける確たる証拠となりそうなものとしては、フレームのフロント側に見られるカバーだ。これは2016年型のフレームに空いている穴を隠すためのもので、この穴にはラジエターから伸びるホースがエンジンへと伸びているものだ。ホンダが既存世代のシャーシを再利用しているという事は、全体的に2017年型モデルへの変更点は少ないと考えられる。


フェアリング以外の新しい部分に注目すると、唯一サブフレーム、テールアッセンブリ、エキゾーストが新しくなっている。恐らくこれはEuro4規制に対応するためのものだろう。もちろんこの写真からは、新型CBR1000RRのフェアリングの下に何があるのかはわからない。であるからして、ホンダは何かしらこの1000ccの直列4気筒エンジンに新しい変更を加えているかもしれない。2017年型CBR1000RRにはフルエレクトロニクスが期待出来、トラクションコントロールなどのライダー補助装置がようやく導入さえるだろう。


願わくば、噂されているハイエンドのV4スーパーバイクが実現して欲しい。そういったマシンはホンダの特別なホモロゲーションモデルとなり、限定生産で特別な価格が設定されるだろう。そしてここで紹介しているバイクは、大衆向けの手に入れやすい価格のスーパーバイクとなるわけだ。いずれにせよ、時が経てばわかるだろう。


BY JENSEN BEELER

www.asphaltandrubber.com