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★MotoGP2016サンマリノGP イアンノーネ「最も重要なレースを奪われた」

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FP1の転倒で脊椎を損傷したアンドレア・イアンノーネ選手は、結局今週の走行は出来ないという診断が医師によって下されました。しかしその決定に至るまでに判断が二転三転していることから、イアンノーネ選手は怒っています。ホームGPでDucatiを操縦する最後の機会を奪われたのは確かに悔しいでしょうね。 f:id:teletele916:20160910212952p:plain 「自分にとってDucatiで走る最後のイタリアGPとなる今シーズンで最も重要なレースを奪われました。」とアンドレア・イアンノーネは語る。これはサーキットドクターのエルアルド・ベルナルディ医師が、イアンノーネはバイクに乗れる状態では無いと診断したことによるもの。

昨日の段階で既に色々と混乱は起きており、まず最初に彼はレースには参戦出来ないと宣言されたが、その後体調がどうであるかを審議するとされ、つまり土曜の朝までその決断は延期されたということだった。しかし、イアンノーネがメディカルチェックに訪れた時には既に決定は下されていた。 レギュレーションにより、ライダーがレースに参加出来るか出来ないかを決定する権限はサーキットドクターが持っており、ベルナルディ医師はNoと言ったわけだ。

アンドレア・イアンノーネ

「これは医師の決定ですけど、完全に納得しているわけではありません。おかしな状況だと感じます。」

Q

「なぜでしょうか?」

アンドレア・イアンノーネ

「彼らは自分がCesenaにある病院に行く前に、これ以上の走行は出来ないと決めていたんです。この結論を出そうと急いだようにも見えます。十分な情報が無かったんでしょう。実際その後彼らは意見を変えています。」

Q

「どのようにして彼らはこの決定を伝えてきたのですか?」

アンドレア・イアンノーネ

「誰とも話していません。何も自分には共有してきませんでした。筋が通ってませんし、ころころ意見を変えるのは理解出来ません。」

Q

「全ての医師が、あなたがレースには参加出来ないという決定に賛成だったのでしょうか?」

アンドレア・イアンノーネ

「MotoGPのメディカルディレクターのアンヘル・シャルテは状況をさらに理解しようとしてくれ、すぐにCesena病院への搬送を手配してくれました。クリニカ・モバイルチームも同様に助けとなってくれました。」

Q

「一方で?」

アンドレア・イアンノーネ

「医師というのはライダーとしっかり話し合うべきです。本当の症状を伝える事が出来るのはライダーなんですから。でも今朝診察に訪れたら、彼らは既にレースは出来ないと決めていたんです。」

Q

「危険だからということでは。。」

アンドレア・イアンノーネ

「勿論それはわかっています。何も焦って決定を下そうとしているわけではありません。シャルテも自分がライディング出来るとは思っていたようです。ライダーにとって最も重要な事は出来る限りバイクに戻ることです。感覚を確認するためにもね。だた彼らはその機会を奪ったんです。」

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