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★サンマリノGPイアンノーネ FP3に出走出来るか否かは土曜朝の診断で判断

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FP1で転倒し脊椎を損傷したアンドレア・イアンノーネ選手ですが、当初はレース参戦は無理と思われていましたが、土曜の朝の診断によってはFP3を走る事が出来るかもしれないということです。 f:id:teletele916:20160910052513p:plain アンドレア・イアンノーネがミサノで走行出来るかどうかは、土曜日の朝に医師によって決定される。金曜にイアンノーネはターン13で転倒し、脊椎のD3を骨折。これにより彼がホームレースでファンの前で走行するという事は無くなったかに思えた。Ducatiのスポーティングディレクターのパオロ・チャバッティは、医師の診断によってはイアンノーネの週末は終わったと言えると語る。イアンノーネはCesenaにある病院にさらなる診断のために搬送され、医師がFP3の前に彼の容体を判断するということだ。

パオロ・チャバッティ

「彼はグラベルの上で転がり背中を強打しました。モーターホームに帰ってきた時に彼は背中の痛みを訴え、サーキットのメディカルセンターへと搬送されました。彼はX線写真とMRI撮影を受けたところ、重大な損傷はありませんでしたが、彼をCesenaにある病院にヘリで搬送し、CTスキャンを受けさせることにしました。その結果、彼は脊椎のD3に骨折があることがわかりました。戻ってきた時に彼は多くの痛みを感じているようでした。彼は頭や背中をあまり動かす事が出来ない状態です。ドクターは最初はレースは無理だと語っていましたが、彼らの意見を少し変えたようです。彼らはイアンノーネの容体を確認する必要があると語っています。つまり明日の朝に彼がどのように感じているかを診察するわけです。もし痛みがほぼ無くなり、バイクの上で動けるようであればFP3で走行出来るかどうかを伝えるとのことです。」


土曜日に彼を走らせる事が将来的な彼のコンディション影響するかについては、チャバッティは地元の医師、そしてDucatiのスペシャリストの言葉を信頼すると回答している。


「我々は医師ではありません。彼らの意見を聞くためにスキャン画像を送っています。医師のいうことを信じましょう。彼がそこまで痛みを感じず、今日良く眠ることが出来れば、彼は明日バイクに乗れるでしょう。医師を信じるしかないでしょう。私はスキャンのやり方も知りませんし、医者ではありませんからね。こうした種類の骨折を心配すべきか、そうではないのかの区別もつきません。痛みは別としてもね。彼らはプロですから、自分達のしていることを理解しているわけです。彼らを信じましょう。イアンノーネに別の意見を与えるためにも、我々がよく知るスペシャリストにも頼んであります。それらを元に、明日どうするかは彼の決断となります。」


「つまり、出走するかしないかはライダーの選択ということになります。我々は出来る限りの情報を提供することしか出来ません。彼がバイクに乗るわけですから。その痛みが我慢出来るか否かを判断するのも彼ですし、普通に動けるかどうかがわかるのも彼だけです。ほとんどライディング出来ないのであれば走る意味はありませんし、医師の意見を信じるしかないでしょう。医師は彼が走行して安全なのかそうでは無いのかを判断する能力があるわけですから。」 www.crash.net