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気になるバイクニュース。

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★MotoGP2016サンマリノGP 木曜プレスカンファレンス翻訳

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サンマリノGPの木曜プレスカンファレンスの翻訳です。今回はマルコ・シモンチェリ選手のゼッケンナンバーが永久欠番になったという話題に加え、ロッシ選手のゼッケンナンバー46について、鈴鹿8耐参戦についてなどの話題がありました。ミサノにはミシュランが新しいフロントタイヤを持ち込んでいるので、そのタイヤがどのようなパフォーマンスを発揮するかについてのコメントも目立ちました。 f:id:teletele916:20160910021907p:plain

ニック・ハリス

「通常のプレスカンファレンスを始める前に、我々はいつもミサノに来ると1人のライダーの事を思い出します。ゼッケンナンバー58のマルコ・シモンチェリです。彼は2004年に125ccクラスでデビュー。しかし最後のMotoGPの出場となった2011年マレーシアでMotoGPファミリーは彼を失います。マルコは小排気量クラスで14勝、MotoGPクラスで2度表彰台を獲得。2008年には250ccでタイトルを獲得。今日はマルコの父であるパオロ・シモンチェリ、ドルナCEOであるカルメロ・エスペレーターを迎えています。それではカルメロ、なぜマルコのゼッケン58がMotoGPから永久欠番となるかを教えてください。」

カルメロ・エスペレーター

「皆さんこんにちわ。以前ナンバー58の将来的な永久欠番について議論した事を覚えているかもしれません。今日はマルコの父をお招きして、この場で今後ゼッケンナンバー58はシモンチェリ一家のものとなることをお知らせします。このゼッケンナンバーはシモンチェリ一家が許可しない限り今後使用出来ないものとします。そしてFIMジュニア世界選手権に参戦しているパオロのSIC58 Squadra Corseチームが、来年からはMoto3に参戦することも合わせてお知らせします。パオロありがとう。」(※エスペレーター、パオロにゼッケン58のトロフィーを渡す。 会場拍手)

「また、今日は我々はこの後コリアーノに向かいます。(※サンマリノ近くの町)今日は障害を負った人達のための病院のオープニング・セレモニーなんです。これはマルコが無くなった後に建設された病院で、これもまたパオロと家族との素晴らしいコラボレーションと言えましょう。ありがとうパオロ。」(※パオロ ロッシ選手のみと握手)

ニック・ハリス

「ありがとうカルメロ。ありがとうパオロ。それではプレスカンファレンスを始めましょう。まずチャンピオンシップリーダーのマルク・マルケス。今シーズン3勝、チャンピオンシップでは50ポイントのリード、ミサノでは素晴らしい結果を残しており、2010年に125ccで優勝、2011、2012年にMoto2で優勝、MotoGPでは2015年に優勝しています。彼の右には地元のヴァレンティーノ・ロッシ。今シーズン2勝、過去2戦で2つの表彰台を獲得、ここでは5回表彰台を獲得しています。その中には2008年、2009年、2014年の優勝が含まれます。マルクの左にはホルヘ・ロレンゾ。現在のチャンピオンでチャンピオンシップ3位、今シーズン3勝、過去6戦で表彰台を1度獲得。ここでは2007年に250ccで優勝、2011年2012年、2013年にMotoGPクラスで優勝しています。ヴァレンティーノの右にはマーヴェリック・ビニャーレス。シルバーストーンではMotoGPクラス初優勝を遂げています。ミサノでは2013年にMoto3クラスで2位を一度獲得しています。反対側には地元のアンドレア・ドヴィツィオーゾ。チャンピオンシップ7位、3度の表彰台とポールポジションを1度獲得しています。ここでは4度4位を獲得しています。反対側にはカル・クラッチロー。これが彼にとって100回目のMotoGPラウンドとなります。チャンピオンシップ8位、今シーズンは3回表彰台を獲得。ブルノでの優勝、シルバーストーンでの2位が含まれています。2009年にワールドスーパースポーツで素晴らしい成績を残しており、MotoGPでは2013年の6位が最高位です。」

ニック・ハリス

「それではマルクから始めましょう。残り6戦で50ポイントと大きなリードです。シルバーストーンでは4位でしたが。」

マルク・マルケス

f:id:teletele916:20160910021929p:plain 「ええ。シルバーストーンはベストなレースではありませんでした。ミスをしてしまいましたが、ロスしたのは3ポイントでした。まだ50ポイントのアドバンテージがあります。ここではどうなるかですが、天気は安定しているようですので良いことです。ミシュランが新しいタイヤを持ち込んでいますので、少し理解するのが難しいと思います。限界がどこにあるのかを再び知る必要があります。とにかくFP1でベストのセットアップを探していきますし、今週の自分達のレベルがどの程度なのかを探っていくことになります。」

ニック・ハリス

「シルバーストーンの戦いは外から見ていると本当に凄いものでした。レースの後ヴァレンティーノとも話しましたが、本当に楽しかったということです。結果は別としてあなたも楽しめましたか?」

マルク・マルケス

「ええ。ヴァレンティーノとカルと最高のバトルでした。レース全体にしてもそうです。正直なところフロントにソフトを選んだのはミスでした。レース前にハードタイヤを履くというリスクを冒す事が出来ませんでした。レース中はずっとフロントに問題を抱えていました。なんとかヴァレンティーノを追おうと思っていて、残り5周でアタックをかけたんです。そして2位を狙ったんですがミスをしてしまいました。楽しいレースでしたし、月曜にレースをソファーに座って見ていたんですが、あれは本当にエキサイティングなレースでした。」

ニック・ハリス

「ミサノでホンダというのは、シルバーストーンとは大きく異ると思いますが。」

マルク・マルケス

「ブルノやシルバーストーンと比べると、ミサノは大きく異るトラックです。タイトですし、強力な加速ポイントが3つあります。ただこの部分に関してはようやく何とか出来るようになってきましたので、自分達のレベルがどの程度かという事を確認することになるでしょう。そしてまた新しいフロントタイヤを理解することが重要になるでしょう。」

ニック・ハリス

「マルクありがとう。それではヴァレンティーノ。ホームレースを2回表彰台を獲得した後に迎える事になります。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

f:id:teletele916:20160910022000p:plain 「このレースはシーズンの中でも自分にとって特別なレースです。多くのライダーがこのあたりの出身ですしね。多くのファンに、素晴らしい雰囲気で、スタートが待ち遠しいです。レイアウトから何からシルバーストーンとは異なってタイトですし、天候の問題もあります。ようやく素晴らしい週末という形になりそうですね。新しいフロントタイヤがありますから、時間がもっとあればどのタイヤでいくか正しい選択が出来ると思います。日曜に向けて最適な選択をしたいと思いますね。」

ニック・ハリス

「この地域はモーターサイクルレーシングにとってはホットな場所ですね。多くのライダーがこの辺りの出身です。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「どういうわけだか、このあたりは多くのライダーの生まれ故郷であり、ライダーが育つ場所なんです。また別の場所で生まれたライダーもトレーニングなどのためにこの地に越してくるんです。ここは素晴らしいトレーニング用の施設がありますし、ここではモーターサイクルの”味”を味わう事が出来るんです。」

ニック・ハリス

「ここはあなたが初めてチケットを購入してレースを見たトラックではないですか?その頃は逆周りだったと思いますが。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ええ。自分が初めてレースを見た場所ですし、自分が初めて大型のバイクを乗ったトラックでもあります。それまではミニバイクだったんですが、大きなバイクでエントリーしたのはミサノが初めてでした。確か92年だっと思いますけどね。今は逆周りで全く異なるトラックという感じですけどね。ただ好きなトラックですし、最大限の力で挑む必要があります。素晴らしい結果の後にここを迎えるわけですが、ようやく2連続で表彰台を獲得出来ました。オーストリアでも4位を獲得していますので、チャンピオンシップにとっては非常に重要だったと思います。明日の朝からしっかりとした形でスタートをするということもまた重要です。バイクの最適なセッティングを理解することが重要です。昨年はこの部分が完璧ではなくて優勝を争うのに十分な力がありませんでした。今年は良い形で挑む必要があります。」

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノありがとう。それではホルヘ、厳しいラウンドが続いています。しかしここでは素晴らしい結果を残していますね。ここは今まで自分にとっては素晴らしいトラックでした。」

ホルヘ・ロレンゾ

f:id:teletele916:20160910022022p:plain 「2008年に最初にミシュランタイヤで走った時もそうですが、ここがブリヂストンにスイッチする前に最後に表彰台を獲得したサーキットとなりました。ブリヂストンになってからは表彰台の上位2位を獲得しているサーキットでもあります。3年連続で優勝をしていますが、昨年は初めて表彰台を逃しました。このトラックではいつも何故か速いんですが、オーストリアのレースは除いて、これまでの悪い流れを断ち切れるかどうかですね。過去7年と同じレベルに戻ってこれるかですね。」

ニック・ハリス

「シルバーストーンは大変でしたが、暖かくドライのコンディションを誰よりも望んでいるでしょうね。」

ホルヘ・ロレンゾ

「今年は1つのレースの後に一体どういう状況になるか読めないですね。とても強いレースが出来たと思えば、シルバーストーンのように冷えてバンピーな路面で苦戦することになったり。ここではどうなるかですね。どうやら天候は3日間安定していそうですから、これは皆にとってポジティブなことです。明日のFP1を待ちましょう。」

ニック・ハリス

「マルケスとは残り6戦で64ポイントと大きな差があります。流れは変るでしょうか?」

ホルヘ・ロレンゾ

「変わる可能性もあるでしょう。今年マルケスは本当にコンスタントです。彼が今年チャンピオンシップ優勝をする可能性は高いですが、数字の上ではまだまだ可能は可能です。ただ今はそのことをあまり考えずに、まずは優勝をかけて争うということを考えたいと思います。」

ニック・ハリス

「ホルヘありがとう。それではマーヴェリック。初めてのMotoGP優勝が5日前でしたが、慌ただしいですね。」

マーヴェリック・ビニャーレス

f:id:teletele916:20160910022154p:plain 「ええ。パーティーの時間すらありませんでした。月曜もトレーニングをしていました。あのレースを振り返ってラップタイムなども見ましたが、非常にポジティブでしたので、全てのポジティブな内容をここに持ってきたいと思います。昨年は非常に難しいレースでしたが、今年はバイクがかなり良くなっていますから良い週末にしたいと思います。」

ニック・ハリス

「あなたにとってもスズキにとっても素晴らしい日でしたね。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「ええ。自分の勝利だけではなくてチームにとっても長年勝利していなかったわけですから、本当に皆にとって良いことでした。」

ニック・ハリス

「ミサノはブルノやシルバーストーンとは全く異なりますね。

マーヴェリック・ビニャーレス

「確かにその通りです。ここで行ったテストでは良い感触でしたが、レースはまた別物です。ただ再びベストを尽くしたいと思っています。」

ニック・ハリス

「マーヴェリックありがとう。それではドヴィツィオーゾ。Ducatiにとってムジェロとここは大きなレースですね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

f:id:teletele916:20160910022219p:plain 「そうですね。本当に重要なレースです。Ducatiにとっても自分にとってもそうです。自分は2000年に初めてここでレースを行いました。勝利しましたし良い思い出があります。2週間前にテストをしましたが、良いフィーリングでした。ライバル不在のテストでしたのでラップタイムとしてはわかりませんがマルクが話していたように自分達が試していないフロントタイヤですから、フィーリングがどのようなものになるかは興味深いですね。ミサノは本当に変わったトラックで、フロントが本当に重要になるんです。ただスピードに関しては自信があります。レースに向けて最高の形で作業をしたいと思います。」

ニック・ハリス

「ミサノでは他のメーカーよりも頻繁にテストしているわけですが、それが助けとなりますか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「レースの前のテストというのは常に役立つものですから、そう願います。どの程度助けになるかわかりませんが、天候は週末を通じて良いようですね。アドバンテージは大きくないかもしれませんけどね。」

ニック・ハリス

「シルバーストーンでの転倒は大丈夫でしたか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「転倒した時はいつも数日後に悪化するものですが、自分のライディングスタイルに影響を及ぼすほどのものではありません。確かに週末より痛みは増していますが、明日バイクに乗ってどうなるかですね。大きな問題にはならないでしょう。」

ニック・ハリス

「ドヴィありがとう。それではカル、2009年のワールドスーパースポーツから考えて、MotoGPで100戦目を迎えると思っていましたか?またMotoGPでは優勝ライダーともなりました。」

カル・クラッチロー

f:id:teletele916:20160910022328p:plain 「正直100戦目という感じが全く無いので教えてもらってありがとうございます。何かプレゼントはもらえるんですか?」

ニック・ハリス

「ええ、後ほどプレゼンテーションがあります(笑)」

カル・クラッチロー

「皆から1€ずつ貰えれば完璧ですよ(笑)ミサノでレースが出来て嬉しいですね。ルチオにとってはホームレースですしね。素晴らしいシルバーストーン後で、あそこでは素晴らしいバトルがあって楽しめました。非常にハードでフェアなレースでしたが、世界中のファンが見たかったバトルだったと思います。ライダーだけが楽しむのではなくて、ファンも共に楽しめたと思います。ミサノに良い状態で到着出来たということも嬉しいですし、ここでも同じようなパフォーマンスを繰り返したいですね。」

ニック・ハリス

「大変なシーズンスタートの後に素晴らしい形でレースをしています。ブルノはレイン、シルバーストーンはドライで互角の戦い、素晴らしい結果でした。」

カル・クラッチロー

「ええ、今はバイクとチーム、共に素晴らしいフィーリングです。LCRホンダチームは素晴らしいですよ。ホンダも頑張ってくれていますし、今現在チャンピオンシップで常に戦闘力を発揮するというのは、とても難しいことなんですよ。良い形でレースを続けたいですし、100%の力でレースに挑みたいと思います。ただ同時に現実的に考えて、ミサノは自分達にとって難しいサーキットであることは変わりません。明日、日曜も100%で走ります。」

ニック・ハリス

「カルありがとう。それでは私からは以上です。フロアからの質問をどうぞ。」


Q

「これからのレースはさらにアグレッシブに行きますか?というのも過去のレースでヴァレンティーノはポイント差を削ってきているわけです。今後彼より後ろの順位でレースを終えてもチャンピオンになれると思いますか?」

マルク・マルケス

「ええ。ただレースに関するアプローチは変わりません。100%で走りますし、可能ならば彼らよりも先にゴールをするという事です。ただ、それが不可能ならば失うポイントを最小限にしつつゴールするということですね。」


Q

「今日のマルコ・シモンチェリの58番の永久欠番についてどう思いますか?また将来あなたが引退する際に46番については他の選手が使えるようにしたいですか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「2011年の後にマルコの家族、特にパオロがした事は本当に特別なものだったと思います。時分も何かしら助けになれればと常に思っていて、一緒に何かをしようと思ってきました。今回の病院の件に関してはパオロが以前から温めていたアイディアなんです。ですから今回これが実現した事は本当に嬉しいですね。まず46番に関しては永久欠番にはしたくないですね。他のライダーが使いたければ使えるようにしたいと思います。今ではないですけどね(笑)」


Q

「ドヴィ、未だに腕上がりの症状を抱えてるんですか?またカル、今回もホンダの新しいシャーシを評価するために使用するのでしょうか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「シルバーストーンで自分とイアンノーネに起きた事は偶然で自分の問題ではありません。自分達のバイクはどんどん速くなっているんですが、ある部分ではまだライディングが難しいんです。中でもシルバーストーンは自分達のバイクにとって最も難しいトラックで、腕上がりはその結果と言えるものです。ただここではそうした問題は起きないと思います。」

カル・クラッチロー

「今の段階ではまだわかりません。ガレージに行ったところケーキをもらっただけでしたから、まだ今週どうするのかということは話し合っていません。シルバーストーンでは良いラップタイムでしたけど、以前もお話したように古いシャーシでも対して変わらないですし、ポジティブな点もネガティブな点もあるんです。ですからホンダが望むような形で作業をする形になるでしょう。」


Q

「シルバーストーンでラインを通過した時に何を思いましたか?また今年スズキはもう一度レースで勝利することが出来ると思いますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「本当に感動的でした。ああいった形でレースをリードすることはなかったので集中して同じレベルのラップをこなすことが難しかったですね。ただ今はプレッシャーも減りましたし、モチベーションも上がっています。」


Q

「今年はドルナによってレギュレーションが大きく変わりました。ECUやタイヤなどが変わりましたが、今年のチャンピオンシップはとても素晴らしいものになっていると思います。特に家で観戦している人達にとっては本当に素晴らしいと思いますが、正直なところこの変更についてどのように感じていますか?」

マルク・マルケス

「今年は7人異なるライダーが優勝していますから、チャンピオンシップにとって素晴らしいことだと思います。ファンにとっても良いことだと思いますよ。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「最初の反応としては難しいものでしたけど、どうやら新しいレギュレーションは機能していると言えると思います。特にECUに関しては皆にとって良いアイディアだったと思いますし、バイクのレベルが接近したと思います。ミシュランに変わった最初の頃は誰もオーバーテイクせずに退屈なレースになったという感じでしたが、ミシュランも懸命に作業した結果、多くのライダーとバイクに幅広い選択肢が与えられるようになりました。またチャンピオンシップの天気予報に関しても過去のレースでは実に正確でしたね。見ていてもとても楽しいと思います。」

ホルヘ・ロレンゾ

「良い点と悪い点があると思います。まず同じエレクトロニクスを持つということはコスト削減になります。またエレクトロニクスで異なるパフォーマンスを持てるわけではありませんから、競技レベルが近づくという面はあるでしょう。ただ市販車のための開発、市販車の安全性向上という面でのエレクトロニクスの開発は止まってしまっています。またウイングレットにしてもそうで、これはフロントの接地感を高めますが、ここで開発を止めてしまうということは、将来的な市販車の進化を止めてしまうと事でもあります。ただ一般的に言えば、コスト削減、レースがエキサイティングになったということでポジティブだったと言えるのではないでしょうか。」(※管理人注 今までウイングレットについて明確な意見をあまり発していないロレンゾ選手ですが、来年Ducatiということで、ウイングレット信者のジジに寄った発言をしているような印象を受けます。)

マーヴェリック・ビニャーレス

「スズキにとってはありがたい変更で、昨年はヤマハ、ホンダ、Ducatiがエレクトロニクスに関しては先を行っていましたが、レギュレーション変更の後はチャンピオンシップが接近しましたし、ミシュランタイヤに変更になったことで、更に多くの選択肢が与えられるようになりました。より楽しいレースが出来るようになったと思いますし、さらに戦略について練るという事になってきました。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「良い結果になったと思います。多くのライダーが優勝争いが出来るようになりました。ただチャンピオンシップ争いをしているライダーはいつも変わらずですけどね。ただタイヤだとか何か他の理由によってレースで全力で戦えなくなるということは良くないと思います。これはトップレベルの争いですからね。ただそれを除けば良い形でレースが出来ていると思います。」

カル・クラッチロー

「皆が今まで語った事はほとんどその通りだと思います。ただこうした変更をするというのは、全てのメーカー、ライダーはそれぞれ違った事を求めるわけですから簡単ではないと思います。ただドルナは素晴らしい判断をしたと思いますね。もちろん誰もがハッピーというわけではないでしょうけどね。マルクが語ったように色々なライダーが勝利してますし、ミスランも良い仕事をしてると思います。こういう形で進んでいって欲しいですね。」


Q

「今まで7戦で異なるライダーが7人優勝していますが、8人目になれると思いますか?またあなたが勝利を逃している理由はなんだと思いますか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「確かにMotoGPで勝利するということはとても重要で、とても難しいことです。ここにいる皆が勝利を目指しているわけですしね。ただ自分達にも可能性はあると思います。未だに自分達のパッケージは完璧とは言えませんが、何事も起き得るものですい、ここで勝利出来る事を願っています。それが起きるとしたら、ここは本当に特別な場所です。」(※ドヴィの地元フォルリはサンマリノからほど近くです。)


Q

「ミシュランのプレスリリースによると新しいタイヤはブレーキングに良いタイヤということです。これはあなたにとってもこのフロントタイヤを速く試したいと思っていることでしょう。また2つ目の質問としてはティトに何が起きていると思いますか?彼はMotoGPに適応するのに非常に苦戦しているようです。」

マルク・マルケス

「タイヤに関してはよりハードなんだろうと思いますが、タイヤの温度を低く抑えることになると思います。ただタイヤがハードであってもフィードバックが無ければブレーキングを遅らせる事は出来ません。つまりハードであればあるほど警告が少なく致命的な結果に繋がる事があるわけです。ティトに関しては昔から良くしった仲ですけど、彼は本当に努力をする人間で、Moto2でチャンピオンになった時も毎日バイクになるように努力していました。彼はMotoGPではまだ良いレベルと言える状態に到達していません。苦戦していますが速い時もあります。良い結果が出せる日が来ると願っています。」


Q

「ドヴィツィオーゾがテストによるアドバンテージはそこまで大きくないだろうと話していましたが、今週に関してはどう感じますか?オーストリアのような週末になるでしょうか?」

マルク・マルケス

「FP1、FP2では助けになるかもしれませんが天候は今週は良いわけです。いずれにしてもDucatiはこのサーキットで良い形で作業しています。加速では既にアドバンテージを持っていますし、そこは自分達がアドバンテージを持っていない部分ですよね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「明日に関してはそうかもしれません。ただ今週は天候がずっと良いですからね。オーストリアでDucatiが勝利したのはテストのせいではなくて、単純に速かったからです。セッティングなどに関してはアドバンテージがあるかもしれませんが、天候が良いですから自分の最大のポテンシャルを発揮出来ると思います。」

ホルヘ・ロレンゾ

「助けになると思います。彼らはミサノとムジェロで多くテストを行っていますからね。特にピッロに関してはそうでしょう。(※テストライダーのミケール・ピッロ)FP1は大きな違いがあると思いますよ。彼らはここで練習しているわけですしね。」


Q

「ヤマハはあなたに鈴鹿に戻って欲しいと思っているようですが、過去10年であなたは恐らく二度とないだろうと語っていますが、鈴鹿で走行する可能性はありますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「あまり聞こえなかったんですが。。自分がスズキで走るってこと?」

Q

「いや、ヤマハが鈴鹿で。。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ああ、鈴鹿ね(笑)※会場爆笑」

Q

「鈴鹿で走ることはあるんでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「鈴鹿8耐は大好きなんです。ヤマハとレースをすることもそうですし。ただ、問題がMotoGPのシーズン中は無理だということです。恐らく引退後でしょうね。自分ももう年ですし、8耐のために時間がないんですよ。現実的に前半戦と後半戦の間の夏休みは1週間から10日ほどしかありませんから、もしその期間は鈴鹿で過ごすとなると、肉体的にも精神的にも大きなストレスとなるでしょう。そのツケは後半戦に回ってくると思います。ただ将来的に引退した後はヤマハから参戦したいと思います。鈴鹿8耐は素晴らしいレースですからね。」

ニック・ハリス

「皆さんありがとうございました。」