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★MotoGP2016イギリスGP ロレンゾ「セッティングでギャンブルをしたが機能しなかった。」

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以前からロレンゾ選手の語るヤマハ機と、ロッシ選手の語るヤマハ機の印象がかなり異なるのが気になっていましたが、ブルノテストで新型シャーシは完全にロッシ選手の好みの仕様のため、そもそもテストしなかったというコメントから色々なるほどと思わせられました。来年の事を考えても、今後もロレンゾ選手の好みのパーツはまず出てこないでしょう。 f:id:teletele916:20160906013620p:plain ロレンゾはシルバーストーンでセットアップのギャンブルによって8位となり、MotoGPワールドチャンピオンシップのタイトル争いにおいてさらに後退した。ロレンゾは現在マルケスから64ポイント、ロッシから14ポイント下となり、チャンピオンシップ優勝の夢は薄れてきている。

ホルヘ・ロレンゾ

「今日はセッティングに関してギャンブルをしたんです。2012年にサスをハード目にして上手くいったことがあるんです。今日は機能しませんでした。さらにリアグリップも無くなりました。これはウォームアップからそうでしたね。今日は1周目からダニのほうがコーナリングスピードがあるのがわかって、さらに加速も良かったし非常に難しい状況でした。自分は2:02.3秒台あたりというタイムでしたね。ドヴィツィオーゾとかセカンドグループについて行った感じですが、9周目の中頃にリアグリップが急激に落ちました。その時にアレイシに抜かれて、セカンドグループからも置いていかれました。」


ロレンゾはイギリスGPの結果にはそこまで気落ちしておらず、ブルノのドライセッションでの感触に、ドライレースでの勝利への挑戦の準備が出来ていると感じている。


「ブルノでのドライでの感触で優勝争いが出来る感触を感じています。ただ雨が降ると少し自信を失ってしまいます。ブルノでのドライセッションでは優勝への準備が出来ていました。でもここでは違いました。最初の練習走行、FP2から他の選手よりも遅かったんです。このハード目のセッティングはバランス向上には役立ちませんでした。リアの問題が悪化してスピンが増えてしまいました。今年はヤマハのマシンがバンプで非常に苦戦しているんです。ヴァレンティーノは今日は自分より0.1秒から0.2秒速く、自分は他のグループの選手に1周あたり0.1秒から0.2秒離されていきました。今日はギャンブルに失敗してバイクのバランスを悪くしてしまいました。バンプで振動がありましたし、タイヤもぼろぼろにしてしまったんです。」

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