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★イギリスGP クラッチロー「マルケスと321km/hでぶつかり、ヴァレのフォークが頭に当たった」

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地元イギリスで素晴らしい走りを披露したクラッチロー選手。強烈なブレーキングで何度も見せ場を作ってくれました。中でもロッシ選手をアウトから被せたターン13では、ロッシ選手のマシンに頭がぶつかっていたとか。。 f:id:teletele916:20160906005546p:plain 日曜のイギリスGPでは1位で独走するマーヴェリック・ビニャーレスの後方で熾烈な2位争いが展開された。地元のカル・クラッチローはワールドチャンピオンシップをリードするマルク・マルケスと何度も順位を入れ替えた。最終的にマルケスは残り2周の段階でHangar Straightでクラッチローに接触した後にコースアウト。その後トラックに5位で戻り、チェッカーフラッグが降られる前に順位を1つ回復した。

カル・クラッチロー

「ストレートで接触がありました。321km/hでの接触ですよ。勿論わざとではないですけどね。自分がアクセルを閉じた時にマルケスはまだ開けてたんです。そのスピードで彼は自分の足にぶつかって、あれはウイングでしたかね。足が痺れましたよ。それで自分も押されてワイドになってしまったんですが、何とかあのコーナーを曲がる必要がありました。2位争いをしてましたからね。フェアな戦いだったと思いますよ。他の選手の動きについて文句をいう事はしませんよ。ストレートでは互いにぶつかりかってましたしね。自分が走っている時に彼もウイリーしたりしてましたし、典型的なホンダって感じでストレートでまっすぐにバイクを維持できずにいました。自分から見えるところのバトルに関しては全てフェアな戦いだったと思います。」


このフェアな戦いというのは彼とロッシとの戦い、彼がロッシをアウトから被せた場面も含まれる。


「ヴァレにも言ったんですけど、ターン13で彼のバイクのフォークかタイヤが頭に当たったんですよ。でも自分は引くつもりはありませんでした。あそこでアウトから行って引いてしまったら、次の左コーナーで抜かれるし、その後他の誰かにも抜かれると思ったんです。ですからあそこでこらえて次の左で抜き返そうと思ったんですよ。ただ頭に何かが当たって、「ここらでバイクを起こさないとマズイ!」と思ったんです。レースの面白い事としては、ターン16で危うくハイサイドになりかけた時に、ビッグスクリーンで丁度自分がスロットルを開ける瞬間を見ていて、「クソ!全然だめじゃないか」と思っていたんです。」


クラッチローはここ4戦で3つの表彰台を獲得。チャンピオンシップ順位を8位とした。

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