★MotoGP2016 イギリス人ライダーに関する記録あれこれ
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今週末はイギリスGPという事で、イギリス人ライダーの記録に関するあれこれがCrash.netに紹介されています。クラッチロー選手はイギリス人ライダーとしては、バリー・シーン選手に並んで最高峰クラスで表彰台を獲得している唯一の選手なんですね。 カル・クラッチローはブルノでの優勝で、イギリスにとって35年ぶりとなる最高峰クラスでの勝利を遂げたライダーとなった。クラッチロー以前に勝利したイギリス人ライダーはバリー・シーンで、彼は1981年8月16日のスウェーデングランプリ500ccで優勝した。
シーンの500ccでのスウェーデングランプリの勝利は、500ccクラスでの300回目となるレースで、イギリス人の最高峰クラスでの勝利としては138回目だった。その後クラッチローがブルノで勝利するまでには532回の最高峰クラスのレースが行われた。
30歳と297日での勝利は、MotoGPクラスで初勝利を上げたライダーとしては最年長であり、2006年にトロイ・ベイリスがヴァレンシアで勝利した時の記録を上回る。
クラッチローはホンダのバイクを操縦して最高峰クラスで優勝したライダーとしては、1967年にカナダGPで勝利したマイク・ヘイルウッド以来となる。
クラッチローにとってブルノの優勝は、MotoGPクラス10度目の表彰台となる。これはイギリス人ライダーとしては、バリー・シーン以来となる表彰台獲得数。
クラッチローはMotoGP以外の小排気量クラスでフル参戦したことが無いままにMotoGPで優勝したライダーとしては6人目となる。他にはニッキー・ヘイデン、玉田誠、トロイ・ベイリス、クリス・バーミュレン、ベン・スピースなどがいる。
クラッチローはMotoGPとWSBKチャンピオンシップの両方で優勝した事がある17人目のライダーとなる。
クラッチローが優勝した同日に、イギリス人のジョン・マクフィーがMoto3で初優勝を遂げ、サム・ローズはMoto2クラスで表彰台を獲得した。
イギリス人ライダーが2人揃って表彰台を獲得したのは、1977年以来2回しかない。前回は昨年のオースティンで、Moto2でサム・ローズ、Moto3でダニー・ケントが優勝した時となる。
2人のイギリス人が同時にクラス初優勝を遂げたのは1976年以来となる。
今年はイギリス人ライダーが全クラスで優勝しており、前回は1973年となる。この年、500ccではフィル・リードが4回目の優勝を遂げ、チャーリー・ウィリアムズが250ccで勝利、チャス・モーティマーとトミー・ロブが125ccで1勝している。
イギリス人ライダーが全クラスで表彰台を同じ日に獲得したのは1978年以来2回しかない。前回は昨年のアルゼンチン戦となる。
3つのクラスでイギリス人ライダーが、それぞれ異なるサーキットで優勝したのは、1976年以来初めてとなる。