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★MotoGP2016 KTM 新型フレーム、フェアリングでミサノテストに参加

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ミサノでアプリリア、Ducatiと共にテストを行っていたKTM。今回は新しいフレーム、フェアリングなどを投入してのテストなりましたが、この時点でヴァレンシアの最終戦へのワイルドカード参戦に自信があるようです。どの程度の性能、タイムを出してくるのか今から楽しみです。 f:id:teletele916:20160828075553p:plain 将来のライバルと共にレッドブル・リンクでテストを行い、オーストリアGPでプレゼンテーションを行ったKTMは、ミサノでテストを行った。これはKTMにとって10度目のテストとなり、このテストにはアプリリアとDucatiも参加していた。


KTMはミサノで5月にもテストを行っているが、今回のテストは理想的なコンディションで、カレル・エイブラハム、アレックス・ホフマン、ミカ・カリオが月曜から水曜日にかけてテストを行った。

KTM副社長 マイク・レイトナー

「ポジティブではない内容もありましたが、テストはまたしても良い形で行なうことが出来ました。世間は最新の開発内容から我々に多くを期待していますが、まだ我々がこのプロジェクトをスタートした昨年の10月から1年が経っていないという事を忘れてはいけません。我々は宿題を出来るだけの形で仕上げなければなりません。作業を続けることだけが、ドーハで迎える2017年のスタート地点に我々を導くのです。 我々は引き続き貴重なインプットを取得し、さらなる開発ステップを提供していきます。」

テクニカル・ディレクター セバスチャン・リッセ

「ここでは何もかもが新しい状態でした。フレームもフェアリングもそうですし、エアロダイナミクス、エルゴノミクスもそうです。3日間のテストの後二位は全ての主要部品はポテンシャルを発揮しました。これに関しては当然嬉しく思っています。これからこれらを繋ぎあわせ、別のサーキットでもテストする必要がありまして、来週はアラゴンでテストを行います。」

ミカ・カリオ

「レースシミュレーションをする上で非常に良いテストのスタートとなりました。しかし2日目に自分が高速コーナーで転倒してしまい、小さな問題が1つ2つ出てしまいました。 皆が多くを学び、自分もこのバイクで限界域で走行を続けて来ました。ラップタイムを見て、レッドブル・リンクでのパフォーマンスを確認する事が出来ましたし、前回ここでテストした時と比べて2秒もタイムを縮める事が出来ました。新しいフェアリングとタンク、リアフレームは、ここではあまり大きな違いを感じませんでした。ただアラゴンではもう少し色々なアイディアを持ち込めると思います。」


カレル・エイブラハムはブルノで負傷したルティの代役として参加した。

カレル・エイブラハム

「セットアップやエレクトロニクスなど多くの事を試しました。疲れましたが、楽しめましたし前進も出来たと思います。」


アレックス・ホフマンも忙しくスケジュールをこなした。

アレックス・ホフマン

「RC16での最初のテストとなりました。1日中走行を続け、完璧なコンディションで92周を走行しました。自分はあまり多くのフィーリングを感じませんでしたが、これは良い兆候です。RC16は全ての変更が加えられた後、非常に良いバイクのように思えます。それにチームの皆の働きには本当に驚かされました。ようやく、ワイルドカード参戦は最高のタイミングで訪れると言えるレベルに到達しましたね。」 www.gpone.com