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★MotoGP2016 ユージン・ラバティ「イアンノーネは実にふざけた奴だ」

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最近は何かと問題というとこの人という感じになってきましたが、イアンノーネ選手がユージン・ラバティ選手の怒りを買ったようです。流石にスローダウン走行しているわけじゃないのに、どけと言われればカチンときますね。 f:id:teletele916:20160813134411p:plain 2016年にアンドレア・イアンノーネが他のMotoGPライダーから激怒を買ったのはこれが初めてではない。金曜午後の出来事で、ユージン・ラバティはアンドレアを「実にふざけた奴だ」と語った。2人のDucatiライダーはFP2の中で交錯し、互いにファステストラップをかけて争った。ラバティが先行する中、後ろにいたイアンノーネがフラストレーションを感じラバティを抜こうとした。なぜかイアンノーネはラバティが脇にどいてイアンノーネの後を追ったほうがApsarのラバティにとって良いと考えたが、ラバティはこれに激怒した。


ユージン・ラバティ

彼は誰に対しても尊敬する心を持っていません。自分はファステストラップを走行中で、彼は自分を抜く必要がありました。自分がマシンを止めた時、彼は程度の差こそあれ、自分が彼に道を譲るべきだと言ったんです。ですから「なんだって?ふざけてんのか?」と言いました。彼は他のライダーに対する尊敬の心を持つべきです。目の前をツーリングペースで走っているライダーに言うんならわかりますけどね。確かに自分は彼よりも遅かったですけどあれは自分のラップです。彼は今年クレイジーなことを繰り返していて、人目を引くために無駄な事をしています。」


「どうすればそれがOKだと思うんですかね?他のライダーにトラックから出て行けというなんてね。彼は自分の事を”Crazy Joe”なんて言ってるけど、自分が声を荒げたら走り去りました。クレイジーなんかじゃないですね。300km/hでレースをしている時には相手に尊敬を持たねばなりません。同じ事をしているんですから、ほとんどのライダーはそうしています。自分は5歳の時に両親から相手を敬えと習い、以来そうしています。トップレベルの走りをするのであれば、彼は他のライダーにとっての手本となるべきです。あのレベルでああいった行動をすべきではありません。」


ラバティはFP2で21位に終わった。この内容についてイアンノーネは記者会見の場で偽りの憤慨を見せ、誤解の理由は彼の英語力にあるとした。


アンドレア・イアンノーネ

「自分は他のライダーを尊敬していないと彼は言いますけど、いったいどうゆう事なんでしょうか?彼と話して説明しようとしたんです。ただ自分の英語が酷いせいで彼は自分の言いたいことを完全に理解していないようです。英語を話すことに関してベストは尽くしています。メディアブリーフィングの後にもっと説明をしようと思います。そのほうが良いでしょう。ただ、ユージーンには次回はもっと気を使うように言いました。ファステストラップだったので彼を抜こうとしている時にブレーキを我慢し過ぎてしまったんですが、彼はその後自分に続いてブレーキングをしていたんですよ。ターン4のインにいた時もバイクを起こす必要がありました。もし自分がバイクを起こしていなければ2人とも転倒していたでしょう。本当に最悪な事になるところでした。2人揃って転倒すると思いましたからね。まあでも良いですよ。彼に対しては怒っていません。まだ練習走行は終わっていませんし、彼がファステストラップでプッシュしていたということも理解しています。ただ彼は自分を追ったほうが良かったですね。そうすれば自分を参考にしてリアに食いついて走る事が出来たでしょう。


このイアンノーネのコメントに対して、ラバティはTwitterでイアンノーネが述べた「危うく転倒するところだった」という発言に戦いを挑んだ。「@andreaiannone29は妄想を抱いている。データロガーが彼のいう「出来事」は無かったと証明している。」


イアンノーネはその日2位タイムでFP2を終え、これはトップタイムを記録したアンドレア・ドヴィツィオーゾより0.23秒遅いタイムだった。


by Neil Morrison