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★ヤマハ 鈴鹿8耐でのセンセーショナルな連勝を狙う

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週末はいよいよ鈴鹿8時間耐久レースですが、今年2連勝を狙うヤマハのプレスリリースをご紹介します。今年のヤマハは2つのファクトリーチームを率いて参戦し、さらにはポルティマオ12時間耐久レースを制したGMT94ヤマハオフィシャルチームも参戦します。ライダーラインナップも実に豪華です。

★ヤマハ 鈴鹿8耐でのセンセーショナルな連勝を狙う

ヤマハは第39回"コカ·コーラ ゼロ" 鈴鹿8時間耐久レースにおいて、2つのファクトリーチームを率いて2連勝を狙う準備を整えています。"コカ·コーラ ゼロ" 鈴鹿8耐三重県鈴鹿サーキットにおいて7月28日から31日にかけて開催されます。ヤマハファクトリーレーシングチーム、YARTヤマハオフィシャルEWCチームは、ヤマハ発動機が開発したYZF-R1をベースとするファクトリーマシンを使用します。ヤマハモーターヨーロッパがサポートするGMT94 ヤマハオフィシャルEWCチームも同様に、ポルティマオ12時間耐久の勝利の後このイベントに参加します。


ヤマハファクトリーレーシングチームのライダーラインナップは、昨年の素晴らしい勝利で友情を築いた中須賀 克行、モンスターヤマハテック3チームからポル・エスパロガロ。この2人は鈴鹿8耐の優勝タイトルを、昨年エスパロガロと同様に8耐デビュを果たしたPataヤマハオフィシャルWSBKチームのアレックス・ロウズと共に防衛することとなります。3人は既にプレレーステストで共に作業をしており、現在全日本選手権ヤマハファクトリーチームを率いるチームマネージャーの吉川 和多留の働きもあって1位を獲得しています。


YARTヤマハオフィシャルEWCチームはマンディー・カインツが率い、第一ライダーにブロック・パークス、野左根 航汰、藤田 拓哉という2人の若き全日本選手権のライダーを迎えます。3人はヤマハ鈴鹿8耐で6つ目の勝利をもたらそうとしています。これらファクトリーチームの挑戦は、モンスターエナジーをメインスポンサーとする事で大きな力を得ることとなります。


GMT94 ヤマハオフィシャルEWCチームのデヴィッド・チェカ、ニッコロ・カネパ、ルカス・マヒアスも耐久選手権における前戦となるポルトガルで今シーズン初優勝を遂げた後に、鈴鹿で走る事を楽しみにしています。彼らは昨年の4位よりも良い成績となる、2012年以来初となる表彰台を狙っています。


磐田レーシングファミリーチームの西村 一之、澤村 元章、宮腰 武はヤマハのスーパーストッククラスを代表する形となります。彼らが目標とするのは従業員の成長、YZF-R1の新のレーシングポテンシャルを見せつけること、そしてスーパーストッククラスで5位、全体で39位の順位を上回る事です。


1962年の建造以来、鈴鹿サーキットは耐久レースはもちろんレースイベントの有名な会場です。鈴鹿8時間耐久レースの第一回大会は1978年の7月に開催。そしてこのサーキットは5.821kmのコースで8時間耐久レースが行われる数少ないうちの1つのサーキットです。サーキットは情け容赦ないスピードとトリッキーな方向転換を要求することで知られ、8時間耐久レースの中の過酷な暑さと湿気によって、そのチャレンジはより過酷なものとなっています。


これらが熱狂的な雰囲気を鈴鹿8耐に与え、ヤマハグランドスタンドは最長のストレートの近くにあるヤマハピットの近くに位置し、ファンはレースの始まりから終わりまで、そして全てのピットストップを見ることが出来ます。

ヤマハファクトリーレーシングチーム 吉川 和多留

「今年のコンビは全日本選手権MotoGPWSBKというヤマハのトップカテゴリーから集まった選手ですから完璧です。 昨年は2人のMotoGPライダーを迎え少しライバル心のようなものがありました。私も元レーサーですからメンタリティは理解出来ます。ですから今年のコンビネーションは勝利を目指す上ではさらに素晴らしいと思います。全てのライダーがポールポジションを獲得出来る実力があると思います。ですから強いレースが出来ると自信を持っています。」

中須賀 克行

「昨年は自分にとって本当に大成功でした。ヤマハがファクトリー体制で戻ってきた中で19年ぶりの優勝でした。これを再び成し遂げるのはプレッシャーがありますが、チームも強いですしテストも良い形で終えていますので自信があります。昨年ここで速かったアレックスを迎えるのは嬉しいですね。最初の走行ではトップでしたから、新たなチームメイトにも自信を感じます。もし自分達がベストを尽くすことが出来れば、2連続で鈴鹿での優勝を遂げる事が出来ると思います。」

ポル・エスパロガロ

「またここに戻ってこれて嬉しいですね。昨年の素晴らしい結果の後にスタートすること、そして今回は何が出来るかを見るのが楽しみです。アレックスを迎えたというのもとてもエキサイティングですね。週末をポジティブな気分で始めるのが待ち遠しいですよ。」

アレックス・ロウズ

昨年は自分にとって初めての鈴鹿8耐でした。今回優勝チームのメンバーとして戻ってこれるのは嬉しいですね!ヤマハとこの場にいるというのは大きな栄誉です。素晴らしいチームメイトがいますから今週末のスタートが待ち遠しいですし、自分が出来るベストを尽くすのが待ち遠しいです。」

YARTヤマハオフィシャルEWCチーム マンディー・カインツ

鈴鹿8耐で日本に戻ってくるのはいつだって特別です。今年は自分達は初めてヤマハのファクトリーチームとしての参戦ですからなおさらです。ブロックを経験豊富なキャプテンとして若き日本人ライダー2人というチームはエキサイティングですね。速くトラックでセットアップを決めて、日曜のレースを出来る限り早う初めたいと思います。」

ブロック・パークス

「4年目となるこの場にヤマハと戻ってこれたのは嬉しいですね。2人の日本人チームメイトを持つのはこれが初めてです。彼らは次の世代の日本のスターライダーですから、彼らと共に働くのが楽しみです。テストの後には素晴らしいペースがありましたから、いつものようにベストを尽くせると確信しています。」

野左根 航汰

「今回は自分にとって初めての8耐、そして初めてファクトリーチームで走る形になりますので少し不安を感じています。これは自分にとって素晴らしい機会だと思います。ですからまず楽しんで、最高の結果を残せるように全力を尽くしたいと思います。」

藤田 拓哉

「現在良いコンディションですし、週末に向けて準備万端です。鈴鹿8耐には3度参戦していますが、ここまでのレベルのサポートを受けて素晴らしいバイクとチームで参戦出来るのは初めてですので少しナーバスです。この感覚をポジティブに楽しみたいと思います。チームのコミュニケーションはとても良いですし、このチームの雰囲気であれば良い結果が残せると思います。トップ6以内での完走が目標ですね。」

GMT94 ヤマハオフィシャルEWCチーム クリストフ・ギュイヨ

「自信を感じています。目標はタイトル獲得のためにEWC世界耐久選手権)チームの中でトップ位置での完走です。ポルティマオでの勝利の後ですから勝利は不可能ではありません。3人のライダーは本当に速いですが、ルカスはサーキットについて学習が必要です。ヤマハは再び日本で我々を暖かく迎えてくれ、信じられないようなサポートをしてくれました。本当に大きな喜びで、ここまでチームをサポートしてくれるメーカーは他に無いと思いますね。」

デヴィッド・チェカ

「明日は最初の練習走行です。バイクを調製して新しいタイヤに適応するために沢山の作業があります。我々の目標は世界チャンピオンになることと表彰台に立つことです。チャレンジングだと思いますがフィーリングは良いですし、チームメイトも素晴らしいです。天候も味方をしてくれるでしょう。」

race.yamaha-motor.co.jp

http://race.yamaha-motor.co.jp/sp/suzuka8h/yamahateam/2016/14.phprace.yamaha-motor.co.jp


参照元ヤマハレーシング