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★ヤマハ YZF-R3に2つのリコール

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ヤマハのYZF-R3に2つのリコールです。クラッチとオイルポンプに関わるリコールですので、どちらも走行不能になる恐れのあるリコールとなります。対象となる車両は、2015-2016年型のYZF-R3 F/Gで、2015年1月1日から2016年4月15日の間に製造されたモデルとのことです。

★ヤマハ YZF-R3に2つのリコール

ヤマハは2015年、2016年型のYZF-R3のクラッチ、オイルポンプのリコールを登録した。ヤマハによるとクラッチ内のベアリングが破損する可能性があり、これによりクラッチが作動しなくなる恐れがあり、また、オイルポンプが適切にオイルプレッシャーを調製しない恐れがあるという。このリコールはアメリカで11,280台のバイクが対象となる。


米国運輸省(National Highway Traffic Safety Administration)からの発表によると、1つ目のリコールはクラッチプレートベアリングが適切な定格荷重を持っておらず、クラッチを多用する事で破損する恐れがあるという。これによりクラッチが作動しなくなり、シフトチェンジが出来なくなる。この問題を解決するため、ヤマハディーラーはクラッチプレッシャープレートアッセンブリを対策品と交換する。


2つ目のリコールとしては、不適切なオイルリリーフバルブのデザインが、オイルプレッシャーを適切に調製するのを妨げているという。オイルプレッシャーが高まる事により、ギア、オイルポンプギア、アイドルギアが破損する恐れがあり、オイル供給が出来なくなることによりエンジンが停止する恐れがあるという。この問題を解決するため、ヤマハディーラーは対象となる車両のオイルポンプアッセンブリーを、新しいリリーフバルブを含む対策品と交換する。どちらも作業には2時間ほどかかるが、同時に作業が可能な場合もある。

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| Safercar | National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA)

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