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★MotoGP2016ドイツGP スコット・レディング「表彰台を奪われた気分」

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日曜のレースではPramac Ducatiの2人の活躍が目立ちました。レディング選手もインターミディエイトではなく前後スリックを履いて出走していれば結果は違ってきていたでしょうが、同様にペトルッチ選手も転倒せずにリードを広げてドライ用マシンに乗り換えていたら。。と思わずにはいられません。

★MotoGP2016ドイツGP スコット・レディング「表彰台を奪われた気分」

スコット・レディングは日曜に行われたドイツGP決勝の最終ラップで2つポジションを失い、連続表彰台獲得のチャンスを逃した。レディングはドライ用のバイクにトップグループよりも早めに乗り換え、最終的には残り6周の時点でマルク・マルケスの後に続く2位で走行を始めた。Pramac Ducatiのレディングはインターミディエイトの前後タイヤを使用していたが、トラックに戻ったトップグループに抜かれる事となった。レディングは最終ラップまで2位を維持していたが、カル・クラッチロー(スリック)とアンドレア・ドヴィツィオーゾ(インターミディエイトフロント、リアスリック)に抜かれた。

スコット・レディング

「カルとはブレーキングでサイド・バイ・サイドになって、自分はインターミディエイトを履いていたんですが彼はスリックでした。ドヴィが自分を抜くとは思っていませんでしたね。彼があんなに近くにいるととは思っていなかったんです。自分に出来る事は何もありませんでした。あれは完全にストレートのスピードの違いなんです。リアグリップが無いことによるものと、加速が弱い事によるものです。まるで(2位を)奪われたような感じですよ。でもこれもレースですから、今は気分が悪いだけです。」


レディングはドヴィツィオーゾからは0.379秒、クラッチローからは2.135秒遅れてのゴールとなった。


「スタートで失敗したとか細かいディテールを気にしているんです。インターミディエイトを履いて出走した後には一度コースアウトしそうにもなりましたし。こういうことでもさらに1秒失う形になったでしょう。色々と自分が出来た事はあったはずなんです。ただまたチャンスが巡ってきて、自分でも想定していなかった順位で走行をすることになったんです。結果的に報われてハッピーではあります。MotoGPで4位で完走したんですから。前日に4位で完走すると言われても信じられなかったでしょう。このギャップで2位になれたんだというのは苦い経験ではありますが、自分に出来る事はありませんでした。」


レディングは日曜に何が出来たかについて思い悩んでいる唯一のPramacライダーではなく、チームメイトのダニロ・ペトルッチもレースをリードしながら11周目に転倒している。


By Peter McLaren

www.crash.net