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★ニッキー・ヘイデン「鈴鹿8耐への出場は大きな名誉」

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ニッキー・ヘイデン選手と言えば、MotoGP、WSBKの双方で優勝を遂げた選手となったことも記憶に新しいですが、ここに鈴鹿8耐優勝のトロフィーを加える事が出来るでしょうか?

★ニッキー・ヘイデン「鈴鹿8耐に出場出来るのは大きな名誉」

鈴鹿8時間耐久レースは、FIM世界耐久選手権の1戦というだけではない。これは日本メーカーにとっての威信をかけた戦いの舞台なのだ。このレースでは日本の4大メーカーがファクトリー体制のチーム、地元の鈴鹿エキスパートライダーだけでなく、MotoGP、WSBK、国内選手権から最高の選手を投入するという光景を広く見る事が出来る。そしてそれは今年も同じだ。

ホンダはこの舞台にWSBKのライダーを出場させる。そう、ニッキー・ヘイデンだ。(※そしてマイケル・ヴァン・デル・マーク)ここに高橋巧が加わり、ファクトリー体制のMuSASHi RT HARC-PROチームとして2016年の鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場する。


MuSASHi RT HARC-PROチームについて詳しくない方のために説明しておくと、このチームはホンダのファクトリー体制のチームで、鈴鹿で圧倒的な成績を残している。MuSASHi RT HARC-PROチームは鈴鹿8耐で2013年と2014年に優勝。この時のライダーは高橋巧、マイケル・ヴァン・デル・マーク、レオン・ハスラムだった。2015年にはハットトリックを達成するかに見えたが、ケイシー・ストーナーがライディングしている最中にスロットルがロックしてしまい、転倒リタイアとなった。耐久レースで確実な事は何一つないが、MuSASHi RT HARC-PROチームが堅実な結果を残すというのは言えそうだ。

ニッキー・ヘイデン

「長い歴史があり、ランニングスタートなど全く異なる形のレースである鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場出来るのは大きな栄誉です。ピットストップ、チームメイトと共に全員にとって最適なのセットアップを見つけるということになります。長い夏休みがあるので、バイクに乗って感覚を尖らせた状態でいることが出来るというのは嬉しいですね。素晴らしいチームが沢山いますから、長いタフな挑戦になるでしょう。ただ勝利して自分のコレクションの中にトロフィーを加える事が出来れば最高ですね。」


アメリカ人としてはもう1、PJ・ジェイコブセンがF.C.C. TSR ホンダチームから出場する。こちらも同じくホンダのファクトリーチームで、昨年は2位を獲得している。F.C.C. TSR ホンダチームは現在、世界耐久選手権で3位につけており、これはteam Motors Events April Moto(※スズキ)から1ポイント、SRC Kawasakiから16ポイント下という形だ。

PJ・ジェイコブセン

「TSR ホンダから鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場するというのは素晴らしい機会で、こうしたトップチームで走る事が出来るというのは光栄です。とても暑く難しいレースになると思いますが全力を尽くします。今から鈴鹿が待ち遠しいです。」

www.asphaltandrubber.com

http://www.suzukacircuit.jp/8tai/