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★MotoGP2016ラモン・フォルカダ ヤマハでビニャーレスのクルーチーフへ

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ロレンゾ選手のクルーチーフのラモン・フォルカダはヤマハに残り、ビニャーレス選手とチームを組むことになります。しかしロッシ選手も語っているとおり、全く異なるバイクですからDucatiの経験がある人物がクルーチーフを努めるほうが良いのかもしれませんね。

★MotoGP2016ラモン・フォルカダ ヤマハでビニャーレスのクルーチーフへ

ホルヘ・ロレンゾのクルーチーフ、ラモン・フォルカダは来年ホルヘと共にヤマハには移籍せず、新しく加入するマーヴェリック・ビニャーレスと仕事をすることになる。フォルカダはロレンゾと仕事を始めた2008年以前は、ジョン・コシンスキー、アレックス・バロス、ケイシー・ストーナーと仕事をしてきた。彼らは共に43のMotoGPレースで勝利をしており3回の世界タイトルを獲得している。しかし2人のパートナーシップは11月のヴァレンシアで終了する。ロレンゾはDucatiに移籍し、マーヴェリック・ビニャーレスがスズキからヤマハに移籍する。

ホルヘ・ロレンゾ

「ラモンはヤマハに残ってマーヴェリックと仕事をする事を選びました。恐らく年齢のこと、ずっとこの選手権にいますし同じチームでやるほうが快適なんでしょう。Ducatiとも話はしましたが、誰もが自分が望む道がありますからね。自分もこの決定には口を挟む気はありません。フォルカダとマーヴェリックであれば良いチームになるでしょう。若きライダーと熟練した技術者ですからね。ラモンは最高のサスペンションテクニシャンでした。彼は豊富な経験があり、3度世界タイトルを共に獲得しています。マーヴェリックは彼の経験から多くを学ぶ事が出来るでしょう。」


クルーチーフと同様に、ロレンゾは完全な新しいメカニックをDucatiで使用することが出来る。ロレンゾはこれは現在のチームにとっても将来のチームにとっても辛い選択となることを理解している。


「ヤマハは彼らの元で働く人達に素晴らしいレベルのトレーニングを提供しています。自分がとったような新しいチャレンジをするのは難しいことです。Ducatiにとっても複雑で特別なバイクですから、出来るだけ小さなグループの人々にしておきたいというのもありますしね。ですから自分のDucatiでのチームメンバーがどうなるかですね。少しづつ色々な事を修正しようとしています。時間はあります。10〜11レースチームを考える時間がありますからね。でも非常に強いチームになると思いますよ。今年のチームと同じくらいね。」


ロレンゾのDucati移籍は、ロッシが2010年にほぼすべてのチームを引き連れていったのとは対照的だ。ロッシはフォルカダとメカニックが残る事についてどう考えているのだろうか?

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ライダーによって異なりますけど、同じチームを引き連れていく場合、アドバンテージとディスアドバンテージの両方があります。でもこれはとても個人的な物事です。同じでいたいと思うのか、変えたいの思うのかはね。ラモンは素晴らしいと思います。彼は経験豊富だし、素晴らしい仕事をしてくれますから。でもDucatiは非常に難しいバイクです。ですから、既にバイクを理解している人物がいるという事も重要だと思います。」


GPone.comはケイシー・ストーナーのホンダとDucati時代のクルーチーフであるクリスチャン・ガバッリーニが、ロレンゾのクルーチーフを努めるのではないかと予想している。なお、ガバッリーニは現在Marc VDSでジャック・ミラーと仕事をしている。ロレンゾとロッシは月曜日に新しいシャーシを試し、明日からカタルーニャでプライベートテストを開始する。


By Peter McLaren

www.crash.net