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★カタルーニャGP SAGチーム サロムの事故原因を説明

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SAGチームがサロム選手の事故原因について説明を行いました。ターン11、ターン12での速度、そしてブレーキングの遅れとバンプという複合的な要因が今回の事故の原因とのこと。。悲しいですね。。

★カタルーニャGP SAGチーム サロムの事故原因を説明

ルイス・サロムのチームはターン12のバンプで彼がフロントエンドのコントロールを失ったことが、金曜日の致命的な転倒事故に繋がったと考えている。24歳のサロムはカタルーニャGPの金曜にFP2の最中に転倒。午後にバルセロナの病院で亡くなった。事故が起きた位置が妙な位置だと考えられており、レースウィークの間はメカニカルトラブルだと考えられていた。SAGチームは月曜日にテレメトリーを受け取った後に声明を出し、ターン11からターン12への進入でブレーキングが遅くなった事が原因だと結論づけた。

結果としてデータは、ライダーが通常はブレーキをリリースするバンプの上でも、サロムがターン12の進入ライン上にあるバンプの上でブレーキング中だった事を示してる。チームオーナーでありマナージャーであるエドゥ・ペラレスとジョルディ・ルビオ、チーフメカニックのベルナット・バッサ、マネージャーのマルコ・ロドリゴ、Moto2ライダーのジェスコ・ラフィン、ラフィンのチーフメカニックのマイケル・フェルガーが検証に立ち会った。なお、サロムが転倒したのはアウトラップで、セッションのベストラップを記録してリアタイヤを交換した後だった。


SAGチーム

「そのラップでルイスはターン12のブレーキングポイントにファステストラップよりも6km/h遅く進入しました。テレメトリーによるとこれはターン11での加速が弱かったためです。減速し、ターン12に適切な速度を維持するため、ルイスはブレーキを9m遅く操作しました。コーナーエントリーにはライダーが皆把握しているバンプがあり、ブレーキが遅くなったことでたまたまルイスはブレーキングしたままこのバンプに乗り上げました。前の周にはこの時点ではブレーキをリリースしていたおり、さらに事故の周は彼がベストラップを記録した周よりもこの時点でのスピードが速く、イレギュラーなアスファルト面でフロントのタイヤのグリップを一瞬で失ったのです。そしてここでグリップを失ったことが、誰もが知る悲劇的な事故へと繋がりました。」


チームによると、「このテレメトリーは資格のある技術者で、分析したいという者であれば利用可能。」とのこと。

www.autosport.com