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★MotoGP2016マルケス HRCと2018年まで契約を延長

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ポル・エスパロガロ選手のKTM移籍の影になって紹介が遅れましたが、マルケス選手が予想されていたようにレプソルホンダと2018年まで契約を延長しました。マルケス選手の場合はホンダを出て行く必要もないですし、今のバイクでも十分にチャンピオンシップ争いが出来るので当然と言えば当然の発表ですが、マルケス選手が弱いとMotoGPも盛り上がらないですから引き続き熱いレースを展開して欲しいところです。

★MotoGP2016マルケス HRCと2018年まで契約を延長

マルク・マルケスはレプソルホンダMotoGPチームとの契約を2018年まで延長した。アナウンスは2017年の契約については既に報じられていたが、これは単純に彼のホームであるカタルーニャGPまで発表を遅らせていたため。レプソルホンダはデビューから2年連続でMotoGPタイトルを獲得した若きスペイン人ライダーを再びガレージの中央に据える。ホルヘ・ロレンゾが4月半ばにDucatiへの移籍を発表した後、マルケスがホンダに残るのは半ば決まっていたと言える。

Ducatiが全てのリソースを使ってロレンゾ確保に動いた後、ヤマハがホンダに変わって勝利出来る可能性があるメーカーとなった。しかしマルケスにとってヴァレンティーノ・ロッシのチームメイトになるという選択肢は無い。という訳でマーヴェリック・ビニャーレスがその役目を継いだわけだ。

マルク・マルケス

「こうしてHRCと契約を更新することが出来て嬉しいですね。特にこうして自分ホームであるカタルーニャでの発表ですし、ここでは素晴らしい思い出が沢山あります。HRCと自分は本当に強固な関係があります。それに自分もずっとレプソルホンダチームで走り続けたいと思ってきました。3年半一緒に走ってきて、信じられないような瞬間を楽しんできました。素晴らしい勝利、2度の世界タイトル、いくつかの大変な時もありましたが、自分達を強くしてくれました。今年は再び世界タイトルを獲得するために努力しています。ホンダファミリーの一部であるという事は大きな名誉です。こうした素晴らしい人達と再び2年間共に過ごす事が出来るのは大きな喜びです。」


ハンドリングの問題があった2015年、そしてエレクトロニクスとエンジン特性に冬期テストで苦しみ、マルケスは今年2勝し、ホルヘ・ロレンゾから10ポイント下回るチャンピオンシップ2位となっている。マルケスは2013年にMotoGPクラスにステップアップして以降、ダニ・ペドロサとチームを共にしている。そのペドロサはムジェロにおいて2年契約の延長を発表いている。


HRC副社長 中本氏

「マルクと再び2年間合意に至る事が出来て嬉しいですね。彼が現在、そして将来のMotoGPを代表する選手であることは間違いありません。彼の事はよく知っていますし、彼も我々の事を良く知っています。両者ともに今後共にやっていきたいと思っていましたし、契約を急ぐ事も無いと思っていたんです。4年ほどHRCと共に仕事をする中でマルケスは大きく成長しました。彼は開幕から10連勝した2014年よりもさらに強力な選手になりました。まだ彼は非常に若いですが、私達は彼と長期間の関係性を築いています。それに彼の経験はエンジニアがバイクを開発するのを助けるにあたって、非常に重要なんです。」


これでMotoGPの主要ファクトリーシート6つ、レプソルホンダ、モヴィスターヤマハ、Ducatiの6つが埋まった。 しかしスズキ、アプリリア、KTMの残り1つのシートは残っている状態だ。(※翻訳時点では既にKTMのシートは埋まっています。)またテック3、プラマックなどのサテライトチームのシートも決まっていない。


By Peter McLaren

www.crash.net