気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★バイク整備の基礎 エンジンオイルの確認

Sponsored Link

今更という内容ではありますが、バイク整備の基本中の基本であるエンジンオイルの確認についてです。オイルレベルの確認に加えてオイルの色の確認、異物が入っていないかの確認なども忘れずに行いたいところです。雨上がりに万全の調子で走れるようにしておくためにも、基本に忠実に作業をしたいですね。

★バイク整備の基礎 エンジンオイルの確認

近代のバイクは驚くほど信頼性が高い。しかしエンジンの完全な能力を発揮して走らせるにはいくつか確認が必要な内容がある。その中でもエンジンオイルはけして無視してはならない内容の1つだ。あなたはレッドゾーンまで全開にしたくないだろう。それに適切なオイル管理をしなかったがためにエンジンを交換する事になるのは恐ろしく高くつく。エンジンオイルはメカニックに関して初心者であっても、バイクの内部に関してのコンディションを知るのに役立つのだ。

正確にエンジンオイルのレベルを測るには、まずはオーナーズマニュアルをしっかりと読むこと。実際のところメーカーによって推奨する方法は目立つように書いてある。バイクごとにそのチェックの方法は僅かながら異なるとは言え、従うべきだいたいのパターンは同じだ。

★バイク整備の基礎 エンジンオイルの確認

エンジンのオイルレベルを測る方法

  • エンジンが稼動時と同じ温度になっていること。
  • エンジンを切って数分待ち、オイルがエンジンの上部から垂れてくるのを待つ。
  • エンジンオイルの覗き窓があるバイクに関しては、左右どちらかにある覗き窓の横にある2つの線の間にオイルレベルがくるようにすること。

(※もしあなたのバイクに覗き窓とセンタースタンドがあるようなら、覗き窓から覗いた際に適正ラインにオイルがある状態で、センタースタンドを使用した時のオイル位置を覚えておく。こうすることでセンタースタンドで駐車中に、センタースタンドをかけた状態でのオイル位置を適正ラインのガイドラインとして使用出来る。)

  • ディップスティックがある車種は、オーナーズマニュアルをしっかりと読んで、どの位置にスティックがある状態で適正ラインが測れるのかを把握する。通常はまずスティックに付着したオイルを拭いてから再度スティックを差し込み、フィラープラグのネジ部がエンジンケースと接触するまで差し込んだ状態が計測位置だ。
  • プラグがまっすぐに入っている事、バイクが直立している事を確認してやらないと、レベルを読み間違える可能性がある。


通常バイクを運転している場合は、最低でも1週間に1度はオイルをチェックしたほうが良い。あまり頻繁に乗らないようなら毎回の乗車前にオイルレベルをチェックすること。こうしてチェックをしていれば、何かしらの異常が大きくなる前に気付く事が出来る。

チェック時にオイルはどのように見るのだろうか?

  • 黄金色でオイルを注いだ時のような状態であるなら最高だ。(※最初から違う色のオイルもありますが。。)
  • オイルの色がかなり濃かったり、真っ黒である場合は交換が必要だ。
  • ミルクのような白さが見られる場合は、オイル経路にクーラントが入り込んでいる。ヘッドガスケットの破損、エンジンの深刻な問題を意味する。
  • もしガソリンの匂いがするなら、ショップに持ち込んだほうが良い。
  • もしエンジンオイルの消費が急に増えるようであれば、バルブ、ピストンリングに関する問題を抱えている。これは原因の確認が必要だ。

もし全て異常がなければ、何を待っている必要があるのだろうか?さあ、ライディングに出かけよう!

www.motorcycle.com