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★MotoGP2016ムジェロGP2位 マルケス「今シーズン1番のレースだった」

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練習走行でも予選でもそこまでの速さでは無かったマルケス選手が優勝争いを展開したのは驚きでした。マシンの調子が悪くとも、自らのライディングで最終的に辻褄を合わせてしまうあたりが流石です。ホンダのバイクが仕上がってくれば、今シーズンチャンピオンシップ優勝を十分に狙える事は間違いないでしょう。ブーイングを浴びせるロッシファンにも冷静な対応をしています。次回のカタルーニャでは、ロレンゾ選手共々ブーイング無しで気持ちの良い週末を送って欲しいと思います。

★MotoGP2016ムジェロGP2位 マルケス「今シーズン1番のレースだった」

Q

「今日はもう少しで3勝目を迎えるところでした。最終ラップのロレンゾとのバトルは実に素晴らしいものでした。」

マルク・マルケス

「今日は100%以上の走りでした。バイクのフィーリングが見つからず序盤から苦戦しました。タイヤのグリップが少し落ちてきたところでホルヘを捕らえる事が出来ました。その後ヴァレンティーノがエンジンを壊してしまったのを見ました。その後アタックを開始したわけですが、最後のオーバーテイクで「これで勝てるかどうかはわからないな」と思いました。というのも加速で物凄いロスがある状態でしたからね。ホルヘにスリップストリームに付かれて抜かれてしまいました。彼のスリップストリームついて抜き返すことも出来ましたけど、そこまで距離がありませんでしたね。ムジェロではこうした事はありがちですけどね。ただショーとしては素晴らしいもので今シーズン一番のレースになったんじゃないでしょうか?」

Q

「最終コーナーの立ち上がりで行けるかと思いましたが、ウイリーが発生してしまった事によってホルヘに一気に追いつかれてしまいましたね。」

マルク・マルケス

「最大の力で加速しようと思ったんですけど、毎回あそこのバンプでウイリーしてしまうんですよね。毎回ウイリーが発生していましたけど、最終ラップではそこでホルヘにスリップストリームに付かれてしまいました。全力で走っていてもストレートで抜かれるっていうのは辛いもんですけどホンダがハードに働いているのは理解しています。何かしら新しいパーツで良い方向に向かう事を願っています。」

Q

「今の状態でも良い戦いが出来ていますが、今後ホンダが良いパッケージを用意してきた時を考えると良い兆候だと思いますか?」

マルク・マルケス

「そうですね。ただもうずっと長いこと待っている状態です。ル・マンでは自分のミスで、今シーズンで最も悔やんでいる内容ですね。その他に関しては今年は良い走りをしていると思います。チームと一生懸命に作業をしていますし、ホンダも懸命に作業をしています。ですから遅かれ早かれ、まぁもちろん早いほうがいいんですけど、あと少しの戦力を与えてくれる何かが欲しいですね。」

Q

「ファンのブーイングに関して伺いたいんですが、これはある程度予想していたのか、ガッカリしたのかいかがでしょう?」

マルク・マルケス

「週末を通じてホンダパドックでは良い感じでしたけど、最終的にはああいう形になるのは予想していました。ただファンが彼の考えを信じていることに関しては尊重します。ただ最も重要な事はこの最終ラップのバトルをイタリアのファンが楽しんでくれた事だと思いますよ。」

Q

「バルセロナではファンがあなたとロレンゾの熱い戦いを期待していると思いますが、また違った結末になりそうでしょうか。」

マルク・マルケス

「レースにならないとわかりませんが、両ヤマハライダーは強いですからね。メインのライバルはホルヘになるでしょうから集中しないといけませんね。ヴァレンティーノも忘れてはいけませんが彼との間にはポイント差がありますからね。良い週末にしたいですね。」