★MotoGP2016イアンノーネ「スズキからのオファーは素晴らしいチャンス」
Sponsored Link
コメントを読む限りだとイアンノーネ選手にとってはスズキでエースライダーになれるという事が大きなモチベーションになっているようですね。ロレンゾ選手がDucatiに移籍した今となってはDucatiでエースライダーになるのは確かに無理ですので、エースライダーとしてスズキと鈴菌の期待を一身に浴びて走るほうがやりがいがあるということでしょう。予選でのスピードなどを見ても、来年から即座に表彰台が狙える選手であることは間違いありませんので楽しみですね。
スズキに移籍する事になったアンドレア・イアンノーネはDucatiの決定だけが今シーズン一杯でイアンノーネがチームを去る事に繋がったわけではないと語る。Ducatiは4月にヤマハで3度世界タイトルを獲得したロレンゾを獲得したが、来年のチームメイトにはイアンノーネではなくドヴィヅィオーソを選んだ。経験豊富なドヴィヅィオーソのほうがロレンゾのパートナーに相応しいのは理解出来、イアンノーネはマーヴェリック・ビニャーレスに変わってスズキに移籍する。イアンノーネによるとDucatiの選択は現役ライダー2人から1人を選んだというほど簡単なものではないようだ。
アンドレア・イアンノーネ
「Ducatiはこうした選択をしたわけで、自分にもDucatiに残るという選択肢はあったんですが、契約のいくつかの部分で100%満足する事が出来なかったんです。いくつか変更したいと思っていたんですがこれが叶いませんでした。そういう意味ではスズキからのオファーは素晴らしいチャンスだと思います。自分としてはこうして新しい冒険が出来るという事のほうが良いです。これで今シーズンに100%集中出来ます。レースはまだ沢山ありますし良い結果でレースを終える事がとても重要です。自分とDucatiの組み合わせは素晴らしいポテンシャルを持っていると思いますね。」
イアンノーネは2年間DucatiのサテライトチームのPramacで過ごした後ファクトリーDucatiに2015年に加入。今のところ4回表彰台を獲得している。
彼はスズキの進化を強調し、リードライダーになれるというアイディアを気にいっているようだ。また今のところ彼のチームメイトは決まっていない。
「この契約に関しては本当に嬉しいですね。ファクトリースズキでファーストライダーになれるという事はとても重要なことですし、スズキのプロジェクトは素晴らしい結果を出しています。Ducatiは2013年から自分をサポートしてくれましたから全てに感謝しています。自分のMotoGPクラスでの初めての表彰台はDucatiでしたからね。将来は違うファクトリーという事に関してはまた別で、これに関してはとてもハッピーです。」
Ducatiは今週は3人目のファクトリーライダーとして、テストライダーのミケール・ピッロを走らせる。これはピッロにとっては4度目の走行となり、Pramacのダニロ・ペトルッチの代役で出場して以来となる。