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★Polaris(ポラリス)がMVアグスタを傘下に収める可能性について

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Polaris(ポラリス)は聞き慣れない方も多いかと思いますが、アメリカのオフロードビークルを製造する企業で、東京モーターショーにもオフロードビークルを出店していました。傘下にはVictory、Indianなどのブランドも所有しており、東京モーターサイクルショーで目にした方も多いかと思います。そのPolaris(ポラリス)がMVアグスタを買収するかもしれないという噂段階の話ですが、インドや中国資本になるよりは、まだアメリカの企業に買収されたほうが将来は明るいかもしれません。

★Polaris(ポラリス)がMVアグスタを傘下に収める可能性について

もしかするとPolaris(ポラリス)はその傘下にMVアグスタを収めることになるかもしれない。このアメリカのブランドはVictory、Indianを傘下に収めた後、次はアグスタを狙っているとイタリアのニュース誌であるCorriere Delle Seraが報じている。正直なところ、Polarisは常に経営危機に陥ったメーカーと強くリンクしてきているメーカーだ。一時はBuellの買収にも興味を持っていたとされ、近年ではVictoryを傘下にしている。またこの買収劇にはBrammoの電動バイク部門の買収、パイクスピークの参戦なども含まえる。ということは、スポーツバイクに関する関心が高まっていてもおかしくはない。


MVアグスタがその財政危機から救ってくれる救世主を必要としていることもまた事実だ。Polarisのライバルでもあるハーレーダビッドソンなどの手にも渡ったMVアグスタだが、ここ数年は一応自らの足で自立している。とは言え最近ではダイムラーメルセデスAMGが株式の25%を所有し、その傘下の企業として経営を続けている。しかし未だにアグスタは赤字を垂れ流しており、ダイムラーの2015年のアニュアルレポートによるとダイムラーは6700万ユーロに及ぶMVアグスタの資産を保有しているが、同年に2300万ユーロを損失として形状している。


MVアグスタの経営者であるジョヴァンニ・カスティリオーニとダイムラーの間で衝突があるのは理解出来る。彼はこのドイツの企業が所有する株式の20%を取り戻して経営の実権を取り戻したいわけだが、既にアグスタの負債は巨額に膨れ上がっている。報道によると、その負債は既に4000万ユーロに達しているということで、そのある程度はダイムラーが所有しているものと言われている。ということは、カスティリオーニはメルセデスAMGが所有する株式を買い上げるための資金を捻出する必要があり、そしてその直後にこの負債の返済をする必要がある。


PolarisはもちろんMVアグスタの財政的な問題を一掃するだけの力を持っているが、 これが助けになるのかという疑問は残る。近年アグスタのセールスは好調に推移しており2015年は30%のセールスの成長を記録したが、にも関わらず負債は増え続けているのだ。これが示すことは、バイクを販売することで利益を生み出していないということだ。さらに新しくヨーロッパにおける規制が2017年から始まるわけで(※排ガス規制のEuro4の事でしょう。)アグスタに取っては新たな投資が必要になってくる。


カスティリオーニは既に「concodato di continuita」という「債権者からの取り立てから保護された状態で経営を続ける事が出来る」という法廷命令による企業保護をMVアグスタに適用させており、生産数を年間9,000台から5,700台に減らす事を計画している。おそらく生産コストは下げられつつも、これらのバイクの価格は上昇する事になるだろう。今のところPolarisがMVアグスタを巡って動きだすという確かな証拠は無いが、そう思っていることは間違いないだろう。

http://www.visordown.com/motorcycle-news--general-news/polaris-sniffing-around-mv-agusta/31271.htmlwww.visordown.com