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★Holographic Hammer YZF-R1ベースのカフェレーサー

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ヤマハのYZF-R1Mを使用したカフェレーサーのアイディアです。新型のR1はトランスミッションの大規模リコールが発生したわけで研究開発コストを回収するには同じプラットフォームで何か新しい車両を作るのが良いのでは?というJENSENさんの主張ですが、MT-10以外にも新しくR1をベースとするバイクがヤマハから登場することは多分ないんじゃないでしょうか。

★Holographic Hammer YZF-R1ベースのカフェレーサー

ほとんどがPC上での画像編集であるにも関わらず、我々はHolographic Hammerの仕事の大ファンだ。彼らはこの業界にフレッシュでユニークなアイディアを持ち込んでくれるが、それはいつも素晴らしい事だ。さてそれではHolographic Hammerの最新のバイクについて話をしてみよう。このカフェレーサーはヤマハのYZF-R1Mスーパーバイクをベースとしている。アイディアとしてはそれにつきるが、これは的を得ていると言える。


端的な言い方をすると、R1をカフェレーサーにしようというのはクレイジーなアイディアだ。しかし、ヤマハが最近「スポーツヘリテイジ」ラインナップに力を入れていること考えるとデザインとしては外れてはいないだろう。スキニージーンズを履いてトールラテを飲むような輩が(※管理人注 本物のバイク乗りではないファッションライダーを揶揄した言葉でしょう。日本のバイク雑誌にもそれ系の雑誌が存在しますが。。)200馬力もあるカフェレーサーを望むかどうかはわからない。しかしこうしたバイクを元にしたほうが、ホンダのCB350をベースとしたバイクよりは信頼性なども高いのは言うまでもない。


カスタムビルドのバイクのパフォーマンスが明らかに悪いということはないだろうし、ベースにR1Mを使っているのであればなおさらだ。これはメーカーが他のセグメントの車両からパーツなどを共有するという事を考えているということでもある。ヤマハの場合でもFZ-09の3気筒エンジンがFJ-09、XSR900に使用されていることを考えるとわかるだろう。同じとはYZF-R1にも当てはまるというわけだ。大らく最も研究開発費が進んでいるんはスーパースポーツマシンだろう。スーパースポーツマシンというのはパフォーマンスを最大化しつつも、ディーラーでは熾烈な価格競争が繰り広げられている。


こうしたバイクの研究開発に対する見返りは非常に大きい。であるからしてメーカーがスーパーバイクとハイパーバイクをブランドの中心に据えることは不思議ではないし、そうしたバイクを神聖視することがブランドにファンを呼びこむことにも繋がる。リコールは待ってくれないわけで、ヤマハにとってはR1のプラットフォームで新しい魅力的なバイクを作る事が出来れば、巨額な投資コストの回収に繋がる。今回のHolographic Hammerのデザインは、ヤマハにとってはラインナップに加えられるデザインではなく、スーパーバイクのパーツをさらに売りさばく事が出来るものでもなかろう。しかしこの軽量なエンジンとシャーシで何が出来るかのアイディアにはなると思われる。レーストラック向けに作られたバイクを公道向けに作り変えるのは簡単ではないが、やってみる価値はあるだろう。

BY JENSEN BEELER

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