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★MotoGP2016 サム・ロウズ「アプリリアでMotoGPマシンを走らせるのが楽しみ」

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ヤマハがアレックス・リンス選手を狙っているのは周知の事実ですが、ヤマハはルーキーをファクトリーシートには据えないでしょうから、スズキのビニャーレス選手が濃厚とされています。一方スズキはザルコ選手にGSX-RRをテストさせるという話もあり、ロウズ選手はアプリリアに移籍する事が決まっているわけです。しかしロウズ選手もファクトリーシートという特典はあるとは言え、目下最も戦闘力が低いと思われるアプリリアでデビューというのは幸先が少し心配ではあります。

★MotoGP2016 サム・ロウズ「アプリリアでMotoGPマシンを走らせるのが楽しみ」

Moto2のタイトルリーダーであるサム・ロウズはアプリリアMotoGP機テストが行われる6月終わりから7月にかけてMotoGP機でのデビューを心待ちにしている。彼はMoto2ライダーとして、来季正式に最高峰クラスにステップアップするとされている唯一のライダーで、アプリリアのRS-GPを操縦する前に現在Gresini Kalexで1年契約を結んでいる。

サム・ロウズ

「スタイルも変わるでしょうし、多くの事に適応する必要があるでしょう。でもMotoGPにステップアップするのが待ちきれません。素晴らしいチームが後ろについていてくれています。アプリリアは新しいプロジェクトで既に素晴らしい仕事をしており、その一部となれる事は本当に楽しみです。」


彼はブレーキングでのスライドが有名なライダーだが、彼はヘレスでポールポジションを獲得した後にマルケスと似た自分のスタイルが通用するか疑問に思っているようだ。

サム・ロウズ

マルケスのバイクの操縦は実に見事です。彼がコーナー新入でスピードを落とすためにスライドしているのは本当に素晴らしいです。自分のスタイルは彼に少し近いとは思いますが、Moto2ではエレクトロニクスは無いんですよね。自分のスタイルは他とは違いますが、自分はスライドをバイクを止める為に使っています。自分はブレーキでは本当に強力だと感じますが、最終コーナーでの挙動は非常にクレイジーに見るでしょうね。でも自分は最終セクターで速いんです。どのスタイルにも良い点と悪い点があると思います。自分のスタイルは少し過激ですが、同時に速くもあります。」

ロウズはポールポジションからスペイン・グランプリを制し、アレックス・リンスに対して10ポイントのリードを保っている。他にもアレックス・リンス、ヨアン・ザルコ、ジョナス・フォルガーは2017年にMotoGPクラスにステップアップするとされている。しかし正式にアナウンスされているものは無い。アルヴァロ・バウティスタとステファン・ブラドルは現在アプリリアで戦っているが、どちらがロウズのチームメイトとなるか、アプリリアはまだ決定していない。

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