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★MotoGP2016 Ducatiパオロ・チャバッティ「ロレンゾ獲得は大きな計画の一部」

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Ducatiはロレンゾ選手と2017年、2018年にかけての契約で合意に達したわけですが、最も望んでいたのはストーナー選手の復帰だったようです。確かにシーズン開幕前のテストでもファクトリーライダーを抑えて最速タイムを記録していましたし、今でもチャンピオンシップを争う実力があるのは明らかでしょう。今回のロレンゾ選手の獲得は2013年から始まった大きな計画の一部とのことですが、こういう筋道の立った計画を提示されると、ライダーとしてもやる気が出るでしょうね。

★MotoGP2016 Ducatiパオロ・チャバッティ「ロレンゾ獲得は大きな計画の一部」

Ducatiのスポーティングディレクターのパオロ・チャバッティは、ホルヘ・ロレンゾのDucati移籍はさらに大きな計画の一部分でしかないと語った。しかしロレンゾはDucatiが考えていたファーストライダーではないという。昨日3度のMotoGPクラスチャンピオンであるホルヘ・ロレンゾがモヴィスターヤマハを2016年の終わりで去り、ケイシー・ストーナーの復帰の説得に失敗したDucatiに加わる事が明らかになった。 昨年の世界チャンピオンが加わった事で、チャバッティはDucatiが再びワールドタイトルを獲得出来ると信じている。しかしながら、チャバッティはbikesportnewsのインタビューで、彼らが本当に望んでいたのはケイシー・ストーナーであった事を明らかにしたが、ケイシー・ストーナーは復帰を望まなかった。

パオロ・チャバッティ

「ロレンゾの獲得はAudiグループと共に計画している大きなプランのうちの1つです。Audiグループからの技術的、資金的なサポートはこのプロジェクトの発展には不可欠なものです。 全ては2013年に始まりました。最初の動きとしてはジジ・ダッリーニャをDucatiに加入するよう説得すること。そして2つ目は完全に新しいバイクを作り出し、最終的には世界チャンピオンをチームに引き入れること。過去6年間を見るとワールドタイトルを獲得しているのはホルヘ・ロレンゾ、マルク・マルケス、ケイシー・ストーナーしかいません。ストーナーは既に我々と一緒にやっていますが、彼は完全なレーシングライダーとして復帰する事は望んでいません。となると選択肢は2人しかいないわけです。今回ロレンゾと合意に達した事は本当に嬉しい結果ですね。ただ、ロレンゾを説得するのは難しくありませんでしたよ。最初の話し合いの段階から両サイドともに合意点を模索していた感じでした。加えてDucatiは昨年の段階、そしてセパンのウインターテストから非常に戦闘力が高い事を証明できていました。もちろんロレンゾがうちに加わる事になったのには幾つもの要因があると思います。ジジ・ダッリーニャの主導のもと、厳しい状況からの成功をかけた新しいチャレンジだとかね。」

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