★MotoGP2016 アルゼンチンGP ロッシ「まるでレインコンディションのようだった。」
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グリップしないトラックで苦戦しているロッシ選手ですが、雨が降るとさらにコンディションが悪化する事を懸念しています。今夜の天候はいかに？
ヴァレンティーノ・ロッシは金曜日のトラックコンディションを、まるで雨のようだったと語り、土曜日に予想されている雨の心配をした。ロッシはヤマハで最上位のライダーとなったが、それでも7番手タイムであり、テルマス・デ・リオ・オンドサーキットに苦戦している。
ヴァレンティーノ・ロッシ
「特に朝はトラックが非常に滑りやすかったですから皆にとって厳しいコンディションだったと思います。午後は少しマシになりましたが、それでも問題が出てしまいました。明日、それと特に日曜日にトラックのコンディションとグリップが良くなることを願っています。今日の路面は雨の感じに少し似ていましたね。前後のタイヤ、エッジ部分のスライド量が多いので、コーナーに遅めに進入する必要がありました。リーンアングルも浅めにし、スムーズにライディングする必要がありましたしラインを外すと物凄く滑りやすい状況でした。何周かよいラップを記録できましたが、グリップの不足によってヤマハのバイクは一様に少し苦戦していますね。ホンダは非常に強く、自分達よりも速いようです。ファクトリーの2人だけではなくて、サテライトのライダーも速いですね。」
レプソルホンダの2人が金曜のトップ2名となり、ロッシよりも約1秒早かった。ロッシは雨が降らないことを願いつつ、トラックコンディションが向上すればヤマハに有利と考えている。
「データ上と、いつもの流れでトラックコンディションが良くなるとヤマハのほうが速いんです。ですから、明日は良い天候であって欲しいですね。雨が降るとなると予選への影響が大きいですからね。日曜がドライであっても、明日が雨で日曜がドライとなると、今日のとてもスリッピーな状態でのスタートになります。ですからドライのままで、トラックの状態が良くなると良いですね。昨年は自分は雨の中で非常に強かったですけど、このトラックで雨となると非常に路面が汚れていて滑りやすいので心配です。雨になると厳しいでしょうね。皆が良いレースをするためにも、天気はもって欲しいですね。」
チームメイトのロレンゾは14位でセッションを終えており、土曜が雨の場合、彼はQ1から走行する事になる。
BY Peter McLaren
