★MotoGP2016アルゼンチンGP ロレンゾ「地に足をつけている必要がある。」
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昨年のアルゼンチン戦では2列目5位からのスタートと、さほど悪い位置からのスタートでは無かったんですが、ペースが上がらずにロッシ選手に抜かれて5位で終わったロレンゾ選手。ミシュランタイヤと統合ECUの組み合わせでどのようなパフォーマンスになるかは未知数ですが、マシンバランスは良いはずなのでタイヤさえ良い感じに決まれば表彰台は狙えると思いますが。。
ウインターテストでも圧倒的な速さを見せたロレンゾが、シーズン開幕戦のカタールで勝利したのはそれほど驚く事ではない。しかしMotoGPはミシュランタイヤ、統一ECUという新しい時代を迎えたばかりである事は間違いなく、ロレンゾがフィリップアイランドのテストで苦戦したことでもわかるように、保証された物事は何もないと言える。
今週のアルゼンチン戦に関しては特にそうで、ロサイルとは異なりライダーは事前テストを行っておらず、ロレンゾにとっても最高位が3位というサーキットだ。昨シーズンのロレンゾはここで5位となり、ブリヂストンの冷たく固いコンパウンドのリヤタイヤに苦しめられた。ヴァレンティーノ・ロッシは同じタイヤを使用し、マルケスを下して優勝している。
ホルヘ・ロレンゾ
「アルゼンチンでのレースは楽しみにしています。カタールでの勝利とトラック上での良い感触が得られましたので過去に苦戦したトラックのレースも楽しみですよ。地に足をつけている必要があります。チャンピオンシップは完璧な形でスタート出来ましたが、バイクが異なる種類のトラックでどのような挙動を示すかについてはまだ理解していく必要があります。このバイクが新しいタイヤとエレクトロニクスでどこでも同じように走るかどうかを確認したいと思います。いぜれにせよ、カタールのような形でシーズンをスタート出来たのは自信が持てますし、勝利に向けて再びここで全力を尽くす気持ちになります。トラックは素晴らしいですしアルゼンチンも訪れるのが楽しいところですね。」
ロッシはヤマハと再契約をしているが、ロレンゾはまだ2年契約を更新しておらず、Ducatiと天秤にかけていると予想されている。
