★MotoGP2016アルゼンチンGP マルケス「金曜までどうなるかわからない」
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ウインターテストでは全く調子が出なかったマルケス選手ですが、カタールのFP3から急激に調子を上げて表彰台を獲得しました。同様のセッティングが使えればアルゼンチンでも可能性が高まりますが、また1からセッティング作業を始めるとなると苦戦しそうな予感ですね。
マルク・マルケスは昨シーズンから考えると2つ良い位置で2016年シーズンをスタートした。レプソルホンダのスターのプレシーズンは複雑な状況だった。最新のRC213Vは新しい統一ECUソフトウェアへの適合に苦労し、優勝したロレンゾからは2.287秒遅れとなった。初めてのミシュランタイヤでのレースとなったが、次のアルゼンチンラウンドのテルマス・デ・リオ・オンドではカタールと異なりウインターテストは行われていないため、実際のところは未知数だ。ミシュランがこのサーキットに関して持っているデータは2015年のミケール・ピッロのテストに限らる。マルケスはカタールのセッティングが使える事を願っているが、そうであれば、彼らはしっかりとしたベースセッティングを見つけたと言える。
マルク・マルケス
「アルゼンチンにはカタールでの3位の後に良いムードで来る事が出来ました。シーズンスタートの時点ではこういう結果は予想出来ませんでした。ホンダと一緒に自分達も懸命に働き、チームと共にレースウィークと レース当日出来る限りの力で思い切りプッシュ出来ました。ここではウインターテストを行っていませんので、カタールのセットアップが使えるのかどうか見てみます。そうであれば自分達にとっては大きな前進です。そして日曜にはもう少し良い結果を期待出来ます。ただ金曜日まではクエスチョンマークが付く事は変わりありません。でもアルゼンチンは好きなサーキットです。ここではずっと速いタイムで走行出来ているし、今週末に向けてポジティブな気分ですよ。」
マルケスは昨年ロッシとのバトルの最中に接触し転倒している。これは2人の間で昨年繰り広げられた3つの大きな接触のうち、（※アッセン、セパン）最初の接触となった。
