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★MotoGP2016 Moto2、Moto3クラスでウイングレットの使用禁止へ

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Moto2クラスとMoto3クラスでウイングレットの使用が禁止となりました。混戦のMoto2とMoto3クラスで接触の可能性は非常に高いわけですので納得の処置です。MotoGPクラスでは今のところはお咎め無しというか、MotoGPクラスのグリッドで最大数の車両を走らせているDucatiが全面的に使用している以上、すぐに禁止は難しいでしょう。とは言え昨年よりも接戦になる事がカタールのレースで明らかになりましたし、市販車へのフィードバックにも恐らくならない技術ですので、さすがに2017年からは全クラスでウイングレットの使用は全面的に禁止されるのではないでしょうか。
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MotoGPグランプリコミッションはMoto2、Moto3クラスでエアロダイナミクス用のウイングの使用を禁止する。Moto2では使用禁止はすぐに実行されるが、Moto3ではマヒンドラによって使用されているものが2017年から使用禁止となる。この決定に関しての理由は公開されていない。

テクニカルディレクターはエアロダイナミクスの意図でなく、フロントホイールへ水しぶきが飛ぶことを軽減するためのフェアリングのデザインについては引き続き容認する。

 
Ducati、ヤマハ、ホンダはMotoGP機にウイングレットを使用している。いくつかのライダーはこのウイングレットによって事故が発生する可用性、そして後続のライダーへの乱気流を指摘している。
 
ルールとは別に、Moto2クラスではシフトミスを減らすために2つのメーカーのうち1つのクイックシフターの使用が4/1より義務付けられる。(以前認可されていたメーカーのものではない。)また、技術データの出力の為にロードセル(※センサー)の使用が義務化される。