★ホンダ新型アフリカツインアドヴェンチャースポーツコンセプトは発売されるか？

そう言えばという感じのニュースですが、昨年のEICMAで市販化待ったなしという感じの完成度で登場した新型アフリカツインのアドヴェンチャースポーツコンセプト。足回りと外装、エキゾーストの違いくらいであればオプション追加モデルという位置づけで登場しても良さそうなものです。モーターサイクルショーなどで「市販化して欲しい！」という声を地道に届けると市販化が早まったりして。。

ホンダの新型アフリカツインは2016年にリリースされたバイクの中でも最も注目に値する一台と言える。ホンダもついに大型のアドヴェンチャー市場に本気になったようだ。

この流れをさらに加速するために、ホンダはアフリカツインの別バージョンとしてアフリカツイン・アドヴェンチャースポーツコンセプトをリリースした。（※正確には昨年のEICMAで既に発表されているということですね。）このアフリカツイン・アドヴェンチャースポーツコンセプトの狙いはシンプルだ。アフリカツインがBMWのBMW R1200GSへの解答だとすると、アドヴェンチャースポーツコンセプトはBMWのR1200GS アドヴェンチャーへの解答だと言えよう。

このモデルはよりオフロード寄りの作りとなっており、ほぼすべてのオフロードフィールドを駆けまわる事を目的とされている。ロードツアラー側に寄せた作りではなく、アドヴェンチャースポーツコンセプトには、1000ccのパラレルツインエンジンを守るアルミニウムのアンダーガードが装着される。他の主な特徴はワイヤースポークのホイール、ブロックタイヤ、シングルシート、積載ラックなど。ダカールスタイルのテルミニョーニ製エキゾーストが見た目の完成度をさらに高めている。

以上のようにアフリカツインから変更点は少ない。しかし本来目的とするライディングをするためにはBMWのR1200GS アドヴェンチャーより効果的なカスタムだ。その他の詳細は今の段階で語るのは時期尚早だろう。恐らく燃料タンクの容量は少し大きくなっている事が予想される。現段階ではホンダのアフリカツイン・アドヴェンチャースポーツコンセプトはあくまでコンセプトモデルだ。これはホンダにとっては市販化前に反応を見守っているという事だろう。もしホンダがその反応が大きいと判断すれば、CRF250Rallyのようにプロトタイプとして登場してくるだろう。期待して待とう。 www.asphaltandrubber.com