★MotoGP2016カタールGP FP3 ビニャーレス「予選4位か5位が目標」
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全世界の鈴菌が期待しているマーヴェリック・ビニャーレス選手がFP3で5位タイムを記録しました。カタールのプレシーズンテストでも素晴らしい走りを見せていた彼ですが、レースウィークが始まってもその勢いは止まりません。予選で2列目が獲得出来れば決勝でもかなり期待が出来るのではないでしょうか。
マーヴェリック・ビニャーレスはカタールのFP3で5位タイムを記録し自信を増している。ビニャーレスはヴァレンティーノ・ロッシが木曜の段階で日曜の決勝で表彰台を争えるペースがあるとしていたが、トップタイムを記録したDucatiのアンドレア・イアンノーネから0.3秒遅れの1:54.976秒を記録した。ビニャーレスはスズキが冬の間に遂げた進化もあって、今シーズン初めてのレースウィークでもプレシーズンに続いて素晴らしい走りを見せた。
マヴェリック・ビニャーレス
「とても良い状態です。バイクの上で快適ですし自信もあります。ハードタイヤでも良いフィーリングですね。明日はエレクトロニクスの改善が必要です。というのもコーナーで問題が出ていてリヤがスライドしてしまうんです。エンジンブレーキのセッティングをする必要がありますね。ただいずれにしてもレースに関しては準備万端です。他のライダー達も調子を上げてくるでしょうから、自分達も同様に調子を上げていかねばと思います。
多くのライバルとは異なり、ビニャーレスはフロントの感触に自信をみせる。彼はミシュランのフロントタイヤから明確なフィードバックを感じていると言い、これは非常にポジティブな事だと語る。
「自分達のバイクはいつもフロントの感触は良いんですよ。ですからさらにプッシュしようとしてもバイクが限界を教えてくれるんです。限界がわかるという意味ではこれはとても良い事ですよね。実にポジティブな事だと思います。このバイクには本当に自信を感じます。レースペースの1:55秒台で走行していても自信を感じますね。今のところの目標は予選で4位か5位です。もし達成出来れば完璧ですね。非常に難しい目標だとは思いますが、達成出来ればレースに向けて非常に競争力があるポジションですよね。11位の時は非常にナーバスになっていましたけど、5位タイムになってトップに近づいて本当に良い気分ですね。」
ビニャーレスはGSX-RRのエンジンは2016年に大きな進歩を遂げたと語る。また1年間の経験が大きく役に立っているとも語っている。また、いくつかのライダーが語ったDucati GP16のスリップストリームで発生する乱気流について、彼はそこまで接近していないので不明だと語った。
「ハードワークと高い集中力が今の自分達の働き方です。バイクがいい感じに動いている時は、作業の進捗も早いですね。エンジンに関しても非常に競争力があると思います。それにセットアップの面に関しても1年間やってきた事が経験として生きています。あと少しグリップが上がれば本当に助けになると思います。フルシームレスに関しては周回を重ねてみてレース距離で使用出来るかどうかを判断します。これは最後までかかるでしょうね。」
