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★Pramac ダニロ・ペトルーチ「バイクに乗るのは難しいかもしれない。」

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以前から不思議に思っていたのですが、Petrucciという続りで「ペトルーシ」と発音する人もいれば「ペトルッチ」と発音する人もおり、MotoGP解説者のニック・ハリスなどは「ペトルーチ」と発音します。一応当ブログはニック・ハリスの発音に合わせて「ペトルーチ」で統一しておりますが、怪我の回復も何も骨折から一ヶ月経っていない状況ですから、さすがに無理はしないほうが良いのではないかと思います。得意の雨のレースならばまだしも、カタールの場合雨が降ったとすると路面にライトが反射してまぶしすぎてレースは出来なくなってしまいますので、ここで無理せずオースティンからのほうが良いと思います。

★Pramac ダニロ・ペトルーチ「バイクに乗るのは難しいかもしれない。」

ダニロ・ペトルーチは木曜日のカタールGPの練習走行を行なうが、レースに出場するかは定かではない。Pramac Ducatiのライダーは2月19日にフィリップアイランドのテストで負った右手の複雑骨折から回復したばかりという状態だ。

ダニロ・ペトルーチ

「今の状態がどの程度かわからないんですよね。バイクに乗るのはとても難しいじゃないかと思っています。手に何が起きるかわかりませんし、明日何が起きるかもわかりません。とにかく落ち着いていることですが、簡単ではありません。通常MotoGPのレースはハードです。今回乗れるとしても自分にとっては最も大変なレースになるんじゃないかなと思います。明日夜の練習走行では多くの事がわかるでしょう。痛み止めを飲めばそこまで問題にはならないかと思いますが、手の力が足りないかもしれませんね。思考が整理出来ていないんですが、チャンピオンシップの事をしっかりと考えたいんですよ。チャンピオンシップを通じて競争力は高く保てると思うんですが、ここで余計なダメージを負いたくないというのもあるんです。今の状況は骨の治療を考えるとリスクが高いです。本来は6〜8週間必要なんですが、まだたった25日ですからね。第2中手骨を5つくらいに骨折したんです。ドクターが1本の骨に対してプレートと6本のネジを使っているんです。そして第3中手骨と第4中手骨も3本のネジが入っているんです。ですから合計で12本のネジが入っている状態なんですよ。」


「転倒の可能性はいつでもありますし、ドクターからギプスをはめなければダメだと言われているんです。そうでないとブレーキングの最中に骨がまた折れる事になるということなんです。ですから明日に走れるかどうかを確認してみようと思います。多分ピットを離れて1コーナーで「クソッ!」て呟くんじゃないですかね。それで2コーナー、3コーナーを走って帰ってきて。。でももしかしたら3周とか4周とか走るかもしれません。で腕上がりを感じて、腕の腱を痛めるかもしれません。ただ、あまり痛みを感じず乗れる可能性もあるわけです。そうしたら少しかもしれませんがチャンピオンシップでのポイントを稼ぐ事が出来るんです。あと1週たてばもう少し良くなるとは思うんです。ただ今この状況に立ち向かう必要があるわけです。ただこれはあくまでバイクレースです。時にはバイクのレースよりも大きな問題に直面することもあるわけですから。もしダメであればまた月曜からテストで証明出来たようなレベルで次のレースを走れる事を考えたほうが良いと思います。」


ペトルーチはセパンのテストで2位タイムを記録しており、その後天候の悪かったフィリップアイランド初日は最速タイム。彼の不在後はチームメイトのスコット・レディングがカタールで2位タイムを記録している。

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