★MotoGP2016 ホルヘ・ロレンゾ「レースまでは地に足を付けている必要がある。」
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昨年も本来ならば優勝出来そうなレース展開だったにも関わらず、まさかのヘルメットの内装がずり下がってくるというあり得ない問題で4位に終わったロレンゾ選手。今年はフランスのSHARKヘルメットを使用しているので同様の問題は起きないと思いますが、日曜までは何が起きるかわかりませんので注目ですね。
MotoGPワールドチャンピオンのホルヘ・ロレンゾはプレシーズンテストの素晴らしい結果を受けながらも、注意深くいることが重要だと考えている。2016年から採用となった統一エレクトロニクスとミシュランタイヤに即座に対応し、ウインターテストでコンスタントに高速タイムを記録したロレンゾは、3月の半ばに開催されたロサイルでの最終テストにおいて、2位タイムを記録したPramac Ducatiのレディングに約0.5秒の差を付けて最速タイムを記録した。
ロレンゾはカタールでは2012年と2013年に優勝、2008年、2010年、2011年に2位、2009年に3位という素晴らしい記録を残している。昨年はヘルメットの内装がずれてきたことによる視界不良の影響で不本意な4位に終わったが、チャンピオンシップ防衛のために彼は新たなシーズンに向けて開幕戦優勝に向けて自信を深めている。
ホルヘ・ロレンゾ
「プレシーズンテストは終わりロサイルで開幕戦が始まります、皆本当の戦いを待ち望んでいることでしょう。冬は長くテストはレースのフィーリングとは異なるものです。とても良い状態で開幕を迎える事が出来ますし自信もあります。ミシュランタイヤにすぐに適応出来た事は非常に嬉しいですし、3回あったテストのうち2回は自分達の力を示すことが出来ました。しかしテストが良くてもポイントが割り振られるわけではありませんので、地に足を付けて木曜日から良い結果を残せるように集中してレースで良いペースを刻みたいですね。2016年は出来るだけ良い形でスタートをしたいと思っているんです。特に2015年の開幕と比較してね。レースでは戦いながらも楽しみたいと思います。」
